ティム・クック:「ウェアラブルは非常に興味深い。深遠な領域になる可能性がある」

ティム・クック:「ウェアラブルは非常に興味深い。深遠な領域になる可能性がある」

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ティム・クック:「ウェアラブルは非常に興味深い。深遠な領域になる可能性がある」

D11: All Things Digital カンファレンスでのインタビューで、Apple CEO のティム・クック氏はウェアラブル技術についての考えを述べた。

クック氏は当初、Google Glassについて質問され、「特定の垂直市場に訴求する可能性が高いだろう。幅広い層に受け入れられる可能性は低い」と答えた。

しかし、クック氏はウェアラブル技術市場については前向きだ。「ウェアラブルは非常に興味深い分野だと思います。非常に奥深い分野になる可能性を秘めています。」

クック氏は、ナイキ・フューエルバンドを着用しており、「ナイキはこの製品で素晴らしい仕事をした」と考えているという。

この分野にはたくさんのガジェットがあります。しかし、複数の機能を備えたものの中で、私が見た限りでは素晴らしいものはありません。メガネやバンド、時計などをつけたことのない子供に、それらをつけさせたくなるようなものはありません。少なくとも私は見たことがありません。ですから、この分野には解決すべき課題がたくさんあります。探求の余地が十分にあり、私たちがワクワクする分野です。多くの企業がこの分野に参入してくるでしょう。

アップルがこの分野に参入するかどうかとの質問に対し、クック氏は「その質問には答えたくない。だが、これは非常に重要な枝だと考えている。iPhoneは我々を急速に前進させ、タブレットはそれを加速させた。ウェアラブルは別の枝になる可能性がある。このグループはこの分野に深く関わっていくだろう」と述べた。

カラ・スウィッシャーはクック氏に、Appleがどのようなウェアラブル技術製品に興味を持っているのか尋ねた。彼は、主流派の観点から見ると、メガネはリスクがあると答えた。「私はメガネをかけているのは義務だから。必要がないからかけている人はあまり知らない」。また、顧客にスマートウォッチを身につけてもらうには、信じられないほどのことが求められると示唆した。「20代の若者を集めて、スマートウォッチを着けている人に立ち上がれと言ったら、誰も立ち上がらないだろう」。最後に、ウェアラブルのアイデアにはセンサーも含まれる可能性があると示唆した。

[Verge経由]

ティム・クック:「ウェアラブルは非常に興味深い。深遠な領域になる可能性がある」