
ブラックベリー、特別委員会設置に伴い会社売却を検討へ
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BlackBerryは、BlackBerry 10の展開を加速させるため、価値向上と規模拡大のための「戦略的代替案」を検討する特別委員会を取締役会に設置したと発表しました。検討されている選択肢の一つは、会社の売却や、戦略的提携またはアライアンスの構築です。
モバイル通信市場の世界的リーダーであるBlackBerry Limitedは本日、同社取締役会がBlackBerry 10の展開を加速させるため、価値向上と規模の拡大に向けた戦略的選択肢を検討する特別委員会を設置したことを発表しました。これらの選択肢には、合弁事業、戦略的提携、あるいはアライアンス、当社の売却、その他の取引の可能性などが含まれます。
取締役会の特別委員会は、バーバラ・スティミスト、トーステン・ハインズ、リチャード・リンチ、バート・ノードバーグで構成され、ティモシー・ダッテルズが委員長を務めます。
特別委員会の設置発表に伴い、フェアファックス・ファイナンシャルのプレム・ワツァ会長兼CEOは、買収手続き中に生じる可能性のある利益相反を考慮し、辞任することが適切であるとの考えを同社に伝えました。フェアファックス・ファイナンシャルはBlackBerryの筆頭株主です。ワツァ氏は、「私は、このプロセスを進める当社、取締役会、経営陣を引き続き強く支持します。フェアファックス・ファイナンシャルは現時点で株式を売却する意向はありません」と述べています。
「過去1年間、経営陣と取締役会は、BlackBerry 10プラットフォームとBES 10の立ち上げ、強固な財務基盤の確立、そしてお客様と株主の皆様に長期的な価値を提供するための最善のアプローチの検討に注力してきました」と、BlackBerryの取締役会特別委員会委員長であるティモシー・ダッテルズ氏は述べています。「当社の技術の重要性と強み、そして進化する業界と競争環境を鑑み、今こそ戦略的選択肢を検討する適切な時期であると考えています。」
BlackBerryは2013年にようやくBlackBerry 10を発売しましたが、このOSは今のところ同社が期待したほどの成功を収めていません。最近のIDCレポートによると、BlackBerryの市場シェアはわずか2.9%です。ちなみに、Windows Phoneは3.7%、Androidは80%近くに達しています。
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