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Adobe Systemsは本日、Adobe LabsからWindows、Mac、Linuxオペレーティングシステム向けのAdobe AIR 2およびAdobe Flash Player 10.1ソフトウェアのベータ版の提供を開始したことを発表しました。Flash Player 10.1はx86ベースのネットブックにも対応しており、2010年には幅広いスマートフォンやその他のインターネット接続デバイスでも利用可能になる予定です。Adobe AIR 2およびFlash Player 10.1は、サポート対象のすべてのプラットフォームで簡単にアップデートできるため、Webを進化させる新たなイノベーションを迅速に導入できます。

「ユーザーエクスペリエンスの設計・開発会社として、私たちはユーザーが使用するあらゆるデバイスで最も効果的なエクスペリエンスを提供することに重点を置いています。」

Adobe AIR 2は、2億台以上のデスクトップコンピュータにインストールされ、Atlantic Records、DIRECTV、FedEx、The New York Times Company、salesforce.comといった業界をリードする企業に採用されているAIR 1.0の成功を基盤としています。AIR 2を使用することで、開発者はデスクトップ環境において、より信頼性が高く機能豊富なアプリケーションを開発できます。また、既存のAIR 1.0アプリケーションにAIR 2の機能を簡単に追加してアップデートすることも可能です。AIR 2の新機能には、大容量ストレージデバイスとネイティブアプリケーションプロセスのサポート強化、ピアツーピアおよびUDPネットワークのサポートが含まれます。

Flash Player 10.1は、Open Screen Project初の一貫性のあるブラウザランタイムリリースです。デスクトップとデバイスを問わず、表現力豊かなアプリケーション、コンテンツ、高解像度（HD）ビデオを妥協なくWebブラウジングできます。Flash Player 10.1は、HTTPストリーミングとAdobe® Flash® Access™ 2.0によるコンテンツ保護を組み合わせた新しいメディア配信オプションを活用しています。さらに、Windows PC、ネットブック、モバイルデバイス（対応している場合）では、H.264ビデオのハードウェアデコードも利用できるようになり、バッテリー寿命を延ばし、優れたビデオ再生エクスペリエンスを実現します。

Adobe AIRとFlash Playerは、多様なコンテキストでWebアプリケーションを提供します。Adobe
Flash Platformを活用することで、何百万人ものデザイナーや開発者が、Adobe Flash Playerでブラウザに、そしてAdobe AIRでブラウザの制約を超えて展開できるリッチなWebコンテンツ、ビデオ、アプリケーションを作成しています。Flash Player 10.1とAdobe AIR 2により、開発者やデザイナーは、同じコード、アセット、フレームワーク、ツール、サービスを使用して、現在のブラウザやデスクトップ、そして将来のモバイルプラットフォーム向けに、最も表現力豊かなアプリケーション、コンテンツ、ビデオを作成できます。

RIAやクラウドコンピューティングの台頭、そしてインターネット接続デバイスの多様化により、オペレーティングシステムやデバイスが提供する特定の機能を活用するコンテキストアプリケーションのニーズが高まっています。Flashプラットフォームを利用することで、開発者は様々なデバイスにまたがるユーザー向けに、一貫性を保ちつつもデバイスごとに異なるコンテンツとユーザーエクスペリエンスを維持しながら、コンテキストアプリケーションを開発できます。コンテキストアプリケーションの詳細については、Adobe Developer Connectionをご覧ください。

タッチスクリーンにおけるマルチタッチと「ジェスチャー」のサポート
Adob​​e AIR 2とFlash Player 10.1は、モバイルデバイスの革新と最適化をデスクトップにもたらします。例えば、デザイナーや開発者は、タッチスクリーンデバイス上のマルチタッチポイントとジェスチャーを活用した、全く新しいタイプのアプリケーションを作成できるようになります。ユーザーはマウスの代わりに画面をタッチして、コンテンツやアプリケーションを操作します。

Adobe AIR 2およびFlash Player 10.1の提供開始
- Adob​​e AIR 2およびAdobe Flash Player 10.1のプレリリースベータ版は、Adobe Labsから無償ダウンロードとして直ちにご利用いただけます。
- Adob​​e AIR 2ベータ版は、Windows 7、Windows Vista®、Windows® XP、Windows Server® 2003、Mac OS X、Linux®の各オペレーティングシステムでご利用いただけます。
- Adob​​e Flash Player 10.1は、Windows、Macintosh、Linuxのデスクトップオペレーティングシステムおよびx86ベースのネットブックでご利用いただけます。システム要件の全リストについては、www.adobe.com/products/flashplayer/systemreqs/をご覧ください。
- Flash Player 10.1は、2010年に幅広いスマートフォンやその他のインターネット接続デバイスで利用可能になる予定です。