Lamiyi

Googleは明日、独自のウェブブラウザ「Google Chrome」をリリースします。新ブラウザの説明をまとめたコミックはこちらでご覧いただけます。

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Googleには「早期リリースと反復」という格言があります。このアプローチは通常、エンジニアに限定されていますが、どうやらメールルームにも当てはまるようです！ブログなどでお読みになった方もいらっしゃるかもしれませんが、Googleの新しいオープンソースブラウザ、Google Chromeを紹介するコミックを少し早めに「送信」しました。誰もが情報にアクセスできるようにすべきだと考えているため、このコミックを一般公開しました。こちらからご覧いただけます。明日、Google Chromeのベータ版を100カ国以上でリリースします。

では、なぜ Google Chrome をリリースするのでしょうか？それは、ユーザーに付加価値を提供し、同時にウェブのイノベーションを促進できると信じているからです。

Google の社員は皆、ブラウザ上で多くの時間を過ごしています。検索、チャット、メール、共同作業はすべてブラウザ上で行っています。そして余暇には、ショッピング、銀行取引、ニュースの閲覧、友人との連絡など、すべてブラウザを使っています。私たちはオンラインで多くの時間を過ごしているため、ゼロからスタートし、既存の最高の要素を組み合わせて構築するとしたら、どのようなブラウザが実現できるのかを真剣に考え始めました。ウェブは主にシンプルなテキストページから、リッチでインタラクティブなアプリケーションへと進化しており、ブラウザを根本から見直す必要があることに気づきました。私たちが本当に必要としていたのは、単なるブラウザではなく、ウェブページとアプリケーションのための最新のプラットフォームであり、まさにそれを目指して開発に着手したのです。

表面的には、私たちは合理化されシンプルなブラウザウィンドウを設計しました。ほとんどの人にとって、ブラウザは重要ではありません。ブラウザは、ウェブを構成するページ、サイト、アプリケーションといった重要なものを実行するためのツールに過ぎません。従来のGoogleホームページと同様に、Google Chromeはすっきりとしていて高速です。邪魔にならず、目的の場所にたどり着きます。

内部的には、今日の複雑なウェブアプリケーションをよりスムーズに実行できるブラウザの基盤を構築することができました。各タブを独立した「サンドボックス」内に保持することで、あるタブが別のタブをクラッシュさせるのを防ぎ、不正なサイトからの保護を強化できました。全体的な速度と応答性が向上しました。さらに、より強力なJavaScriptエンジンであるV8を開発し、現在のブラウザでは実現不可能な次世代のウェブアプリケーションを実現しました。

これはほんの始まりに過ぎません。Google Chrome はまだまだ完成には程遠いです。Windows 版のベータ版をリリースすることで、より広範な議論を開始し、皆様のご意見をできるだけ早くお伺いしたいと考えています。Mac 版と Linux 版の開発にも全力で取り組んでおり、今後もさらに高速化と堅牢化を進めていきます。

私たちは多くのオープンソースプロジェクトに多大な恩恵を受けており、その道を歩み続けることを約束します。AppleのWebKitやMozillaのFirefoxなどのコンポーネントを活用してきました。そして、その精神に基づき、私たちのコードもすべてオープンソース化しています。コミュニティ全体と協力し、Webの発展に貢献していきたいと考えています。

ウェブは、選択肢とイノベーションが増えることで、より良くなります。Google Chrome もその一つであり、ウェブのさらなる向上に貢献できることを願っています。
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