
アップル、オーストラリアの保証期間を延長、従業員に顧客に内緒にするよう指示
- Lamiyi
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シドニー・モーニング・ヘラルド紙によると、アップルはオーストラリアで大半の製品の標準保証期間を2年に延長したが、従業員には顧客には知らせないよう指示しているという。
金曜日、Appleの直営店スタッフと正規販売代理店は、この延長措置について通知を受けました。これにより、同社は米国消費者製品安全委員会(ACCC)の保証および返金ガイドに準拠することになります。このガイドでは、コストと品質を考慮して「合理的な」期間内に故障した場合は、デバイスを修理しなければならないと、やや曖昧に規定しています。
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法定上の権利は、定められた期間に限定されるものではありません。むしろ、製品の価格と品質を考慮して合理的に期待できる期間に適用されます。つまり、メーカーの任意保証または延長保証の期限が切れた後でも、消費者は法定上の権利に基づく救済を受ける権利を有する場合があります。例えば、高価なテレビは、通常使用で13ヶ月間使用した後でも重大な故障が発生することはないと合理的に期待できます。この場合、消費者は、メーカーの任意保証の期限が切れていたとしても、製品が商品として適切な品質ではないと主張し、修理を求めることができます。
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この延長はオーストラリアの顧客にとっては歓迎すべき改善だが、奇妙なことに、Apple は従業員に対し、この変更について顧客に話さないように指示している。
アップル社内の一部幹部は、この変更についてあまり広く語られることを望んでいないようだ。フェアファックス・メディアが入手したあるメールは、オーストラリアのアップルストア内で回覧されたもので、従業員に対し、アップルの新方針の詳細について顧客に話さないように指示していた。
ニューサウスウェールズ州公正取引委員のロッド・ストウ氏は、アップルストアのスタッフが従業員に新しい長期保証について顧客に伝えないよう指示したことは「かなり驚きであり、不誠実だ」と述べた。「(変更について)従業員に知らせないよう指示するのは、非常に懸念すべきことのように思えます。なぜ率直に伝えようとしないのか理解できません」とストウ氏は述べた。「アップルは一般的に、問題に対してかなり責任感の強い企業の一つのように思えます」
続きを読む [AppleInsider経由]
