ティム・クック氏、iPhone Xの1000ドルという価格の持続可能性について語る

ティム・クック氏、iPhone Xの1000ドルという価格の持続可能性について語る

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ティム・クック氏、iPhone Xの1000ドルという価格の持続可能性について語る

AppleのCEOティム・クック氏は本日、同社の2018年度第2四半期の決算発表で、iPhone Xの1000ドルという価格設定の持続可能性についてコメントを求められた。

クロス・リサーチのシャノン・クロス氏は、クック氏にアップルの主力製品の価格についてコメントを求めた。

iPhone Xの発売まであと数四半期となりましたが、1000ドルという価格設定を考えると、明らかに売れていると言えるでしょう。しかし、市場ではその価格設定の持続可能性や、製品ラインナップ全体を総合的に見据えた上で、どのように考えているのかといった疑問が数多く寄せられています。この点について、お客様からどのような声が上がっているのか、少しお話しいただければと思います。その後、私からも質問させていただきます。

クック氏の返答は次の通り。

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シャノン、ティムです。先ほどルカがお話ししたように、iPhoneの売上高は前年比14%増となりました。これは、販売台数が1桁台で伸びたことと、主にiPhone Xが牽引する平均販売価格の伸びを組み合わせたものです。当社のiPhoneラインナップは、スマートフォン市場と同じくらい大きな市場において、多様な顧客層が存在することを示していると思います。そのため、今後もお客様のニーズにお応えできるよう、様々なiPhoneを提供していきます。

iPhone Xについてですが、冒頭で申し上げた点の一つを改めて強調しておきたいと思います。それは、12月四半期の発売後と同様に、3月四半期も毎週、他のどのiPhoneよりも多くのお客様にiPhone Xをお選びいただいたということです。また、2014年にiPhone 6と6 Plusの発売でラインナップを分割して以来、最上位のiPhoneモデルが最も人気を博したのは初めてのことです。ルカも言及した99%のお客様にとって、iPhone Xは大変愛されている製品です。これは、スーパーボウルでチームが優勝するような、いわば「もう少し差で勝ってほしかった」という気持ちもあるかもしれませんが、それでもスーパーボウルの勝者であり、私たちもそう感じています。この製品をこれ以上誇りに思うことはありません

Apple の 2018 年度第 2 四半期の業績発表を聞くには、ここをクリックします。書き起こしについては、ここをクリックしてください。

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