Lamiyi

スミス・マイクロ・ソフトウェア社は本日、e frontierの人気3DグラフィックおよびアニメーションソリューションであるPoser、Anime Studio、Manga Studioを、拡大を続ける消費者向け製品ラインナップに加えることを発表しました。スミス・マイクロは、e frontierの一部資産の所有権と販売権を現金600万ドルで取得します。取引完了は2007年第4四半期を予定しており、この取引は直ちに収益に寄与すると見込んでいます。e frontierは、2007年3月期の総売上高が700万ドルを超えました。

「技術の急速な進歩により、コンピュータアニメーションと3Dモデリングは誰もが利用できるようになり、アニメーション業界は消費者市場において最も成長著しい分野の一つです」と、スミス・マイクロ・ソフトウェア社の社長兼CEOであるウィリアム・W・スミス・ジュニア氏は述べています。「Poser、Manga Studio、Anime Studioの追加により、消費者向けポートフォリオを大幅に拡充できることを大変嬉しく思います。これらの人気製品は、当社の既存のマルチメディア製品を補完するだけでなく、スミス・マイクロをこの分野におけるリーディングカンパニーとしての地位を確立するものです。」

スミス氏は次のように締めくくりました。「今回の取引の一環として、Aquazone製品ラインの全権利を取得しました。これには、NTTドコモとソフトバンクの携帯電話加入者向けに日本で限定提供される新しいAquazone Mobile Editionも含まれます。私たちの目標は、ワイヤレス市場における強力なプレゼンスを活かし、世界中のワイヤレスパートナーとモバイルユーザーにAquazone Mobile Editionを提供することです。」

急成長を続ける世界のアニメーションおよび3D市場は、2006年に売上高が600億ドル近くに達し、2010年には800億ドルを超えると予想されています。* Poserの3Dフィギュアデザインおよびアニメーションプログラムは、50万人以上のユーザーを擁し、その数は増加を続けています。日本でComicStudioとして開発されたManga Studioは、現在では世界で最も売れているマンガソフトウェアとなっています。Anime Studioは、2Dムービー、漫画、アニメ、カットアウトアニメーションなど、あらゆるレベルのアニメーターにとって理想的な、包括的なアニメーションソリューションです。