2018年までにApp Storeの売上は倍増、アプリ内広告は3倍に増加 [レポート]

2018年までにApp Storeの売上は倍増、アプリ内広告は3倍に増加 [レポート]

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2018年までにApp Storeの売上は倍増、アプリ内広告は3倍に増加 [レポート]

App AnnieとIDCは共同レポート「モバイルアプリ広告と収益化のトレンド 2013-2018:フリーミアム広告とアプリ内広告がリードを拡大」を発表しました。このレポートは、モバイルにおける主要な成長ドライバーと、その成長をパブリッシャーが収益化につなげるビジネスモデルに焦点を当てています。また、モバイルアプリの収益が、モバイルブラウザやPCベースの広告など、他の収益化手段に取って代わりつつあること、そしてフリーミアム広告とアプリ内広告モデルが様々なビジネスモデルの成長の大部分を牽引していることにも焦点を当てています。

「App Annieはモバイル経済の黎明期からその成長を追跡してきましたが、昨年のモバイルアプリ内収益が1.7倍に増加したことで、パブリッシャーが本格的に軌道に乗り始めているのを目の当たりにしています」と、App AnnieのCEO兼共同創業者であるバートランド・シュミット氏は述べています。「モバイルアプリ、収益化モデル、モバイル広告における継続的なイノベーションが、フリーミアムとアプリ内広告の収益の大幅な成長を牽引しています。この分野は大きく成熟し、パブリッシャーは生み出す膨大なアプリ利用から収益を上げるために必要な『ノウハウ』を備えています。」

レポートの主要なポイントは次のとおりです。
● フリーミアムがモバイルアプリの収益成長を牽引:フリーミアムアプリの収益は70%以上増加しましたが、有料アプリとペイドミアムアプリの収益はそれぞれ19%と24%減少しました。フリーミアムモデルの成熟度と全体的な成功は、フリーミアムが直接アプリ収益モデルを支配していることからも明らかです。モバイルアプリのデバイスあたりの収益(広告を含む)は、2018年までに2.5倍に増加すると予測されています
。● モバイルアプリ内広告がオンライン検索広告を上回る見込み:モバイルアプリ内広告の収益も70%増加し、モバイルとPCブラウザベースの広告の両方を上回りました。2018年までには、モバイルアプリ内広告への支出のみ(調査対象の主要10カ国*)が、今日のデジタル広告の巨人であるオンライン検索広告への支出を上回ることになります。
● 地理的な要因は重要であり、国によって一律ではありません。アプリストアとアプリ内広告を通じた収益は国によって大きく異なります。インドではアプリ収益の70%がアプリ内広告によるものですが、日本ではアプリストアからの収益の方が高く(81%)、モバイルアプリ収益の最大の市場は米国と日本ですが、ブラジル、インド、ロシアなどの新興市場も2018年にかけて急成長が見込まれています。

IDCのメディア&エンターテインメント担当バイスプレジデント、カーステン・ワイド氏は、「フリーミアムとアプリ内広告はどちらも、開発者にとってアプリから収益を得るための大きな機会であり続けるでしょう。私たちが調査した10の主要市場では、2018年までにアプリ内広告は3倍、アプリストアの売上は2倍に成長するでしょう」と述べています。

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