フォックスコン、シャープ買収に53億ドルを提示 [動画]

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フォックスコン、シャープ買収に53億ドルを提示 [動画]

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、フォックスコンはシャープの買収に53億ドル(6250億円)を提示した。シャープはテレビ、ソーラーパネル、iPhone用ディスプレイを製造している。

銀行による救済を繰り返し受けてきたシャープは、政府系投資ファンドである産業革新機構(INCJ)からの競合提案を検討する予定だ。事情に詳しい関係者によると、同ファンドは約3000億円の提案を検討しており、この額は日経新聞が先に報じている。INCJの提案がシャープの主要債権者の譲歩を必要とするかどうかは不明だ。

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日本政府はシャープが引き続き日本企業であり続けることを望んでいる。林基夫経済産業大臣は「日本の技術は世界をリードしており、我々は日本の競争力をさらに高めることに貢献したい」と述べた。しかし、フォックスコンはシャープに対して大幅に高い金額を提示しており、同社の負債を全て引き受ける意向だ。

シャープは3月までに三菱UFJフィナンシャル・グループとみずほフィナンシャルグループに対し、約5,100億円の債務を返済する必要がある。そのため、買収の判断は、取引の経済性に基づいて行われる可能性がある。

フォックスコンは、日本政府関係者を安心させるため、シャープの経営陣を交代させる予定はないと発表した。同社と債権者は、2月4日までに買収に関する決定を下す可能性がある。

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