Apple、サンパワーと提携し中国で合計40MWの太陽光発電プロジェクト2件を建設

Apple、サンパワーと提携し中国で合計40MWの太陽光発電プロジェクト2件を建設

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Apple、サンパワーと提携し中国で合計40MWの太陽光発電プロジェクト2件を建設

サンパワー社は本日、中華人民共和国四川省アバ・チベット族チャン族自治州に合計40メガワット(MW)の太陽光発電プロジェクト2件を建設するためアップル社と提携する計画を発表した。

完成後、2つのプロジェクトは、サンパワー社のプロジェクト開発合弁会社である四川盛天新能源開発有限公司とAppleの共同所有となります。プロジェクトには、紅原県に所在する紅原環居生態エネルギー有限公司(紅原)と、若二蓋県に所在する若二蓋環居生態エネルギー有限公司(綏格)が含まれます。両プロジェクトともABA州に位置し、出力はそれぞれ20MWです。

これらのプロジェクトは現在建設中で、紅源プロジェクトでは既にサンパワー社のLCPVトラッカーを活用した2MWの発電設備が系統に接続されています。この技術は、単軸追尾技術と放物面鏡列を組み合わせ、高効率のサンパワー社製マキシオンセルに光を反射させます。マキシオンセルは、市販されている量産太陽電池の中で世界最高効率を誇ります。プロジェクトの完成は2015年第4四半期を見込んでいます。

これらは、ABA地域で展開される初の太陽光発電プロジェクトです。これらのプロジェクトは、生態系を保護しながら、年間最大8,000万キロワット時の電力供給を見込んでいます。これらのプロジェクトでは、サンパワー社が世界中で2ギガワット(GW)を超える発電システムを設置・運用してきた経験に基づき開発された、独自の「ライト・オン・ランド(地上設置型)」太陽光発電所の設計・建設手法を採用します。この革新的なデュアルユースアプローチを活用することで、発電しながら牧草地での農業を継続することが可能になります。

サンパワーは、カリフォルニア州、ネバダ州、ノースカロライナ州にある米国6カ所のプロジェクト(合計90MW)において、Apple社に太陽光発電ソリューションを提供してきました。これらの中国プロジェクトは、サンパワーにとってApple社との初の国際的な太陽光発電協業となります。

Apple、サンパワーと提携し中国で合計40MWの太陽光発電プロジェクト2件を建設