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マイクロソフトは、スマートフォン向けの次世代オペレーティング システムである Windows Phone 8 を正式に発表しました。

Windows Phoneの次期リリースは、Windows 8の堅牢なテクノロジーコアを基盤としています。つまり、Windows Phoneとその上位機種は、ネットワーク、セキュリティ、メディア、Webブラウザのテクノロジー、そしてファイルシステムを共通化します。これにより、パフォーマンスの向上、機能の充実、そしてアプリ開発者やハードウェアメーカーにとってのイノベーションの加速化につながる新たな機会が生まれます。

機能:
●マルチコアプロセッサのサポート:レビュー担当者の指摘通り、Windows Phone はシングルプロセッサ搭載のスマートフォンでも非常にスムーズに動作します。さらに、Windows コアを利用することでマルチコアもサポートされるため、ハードウェアメーカーが思い描くあらゆる機能に対応できます。
●より大きく、より鮮明な画面: Windows Phone 8 は 1280 x 768 と 1280 x 720 という 2 つの新しい画面解像度をサポートし、高解像度 720p ディスプレイを搭載した魅力的な新型スマートフォンの実現を可能にします。
●より柔軟なストレージ: Windows Phone 8 は取り外し可能な MicroSD カードをサポートしているため、写真や音楽など、大切なデータをスマートフォンに保存し、PC に簡単に移動できます。
● NFC ワイヤレス共有:「NFC」という言葉をまだ聞いたことがない方も、すぐに耳にするようになると思います。この新しいワイヤレステクノロジにより、スマートフォン間で短距離の共有が可能になります。Windows Phone 8 では、写真、Office ドキュメント、連絡先情報を簡単に共有できます。スマートフォンを NFC 搭載の別のデバイスにタップするだけで共有できます。すごいと思いませんか?
● Internet Explorer 10:次のバージョンの Windows Phone には、Windows 8 の PC やタブレットに搭載されるものと同じ Web 閲覧エンジンが搭載されます。IE10 はより高速で安全であり、危険な Web サイトやマルウェアをブロックする SmartScreen フィルターなどの高度なフィッシング対策機能を備えています。
●ウォレット: Windows Phone 8 の新しいデジタル ウォレット機能には、2 つの優れた機能があります。デビット カードやクレジット カード、クーポン、搭乗券などの重要な情報をすぐに使えるようにしておくことができます。また、通信事業者の安全な SIM と組み合わせると、対応しているレジでスマートフォンをタップするだけで支払いを済ませることができます。
●より優れた地図と道順: Windows Phone 8 では、プラットフォームの一部として Nokia のマッピングが組み込まれています。このパートナーシップにより、多くの国でより詳細な地図とターンバイターン方式の道順が提供されるほか、スマートフォンにオフラインで地図を保存して、データ接続なしで地図を操作できるようになります。
●さらに優れたアプリとゲーム: Windows Phone 8 を Windows コアに基づいて構築することで、驚くべきアプリ、特にゲームの新しい波が生まれます。その理由については後ほど説明します。

新しいスタート画面：
Windows Phone 8では、新しいテーマカラーパレットと3種類のサイズのライブタイルが用意されており、すべてユーザーが自由にコントロールできます。新しいスタート画面の動作を紹介する短いビデオをご覧ください。

Windows Phone 7.8：
新しいスタート画面は、Windows Phone 8のリリース後、既存のスマートフォンにソフトウェアアップデートとして配信される予定です。残念ながら、既存のスマートフォンはWindows Phone 8へのアップデートの対象にはなりません。

Windows Phone 8は技術の世代交代であり、既存のハードウェアでは動作しません。しかし、私たちは既存のお客様を大切に考えており、お客様のスマートフォンを常に最新の状態に保ちたいと考え、今回のアップデートで新しいスタート画面を提供します。

100,000 個のアプリ:
Windows Phone マーケットプレースでは、公式に 100,000 個のアプリとゲームがリリースされ、平均して毎日 200 個を超える新しいタイトルが配信されています。

また、Audible、Chase、Paypal、Asphalt 7、NOVA 3、Words with Friends、Draw Somethingなど、今後リリース予定のアプリタイトルも本日発表されました。

開発者:
開発者は、Windows 8 で次のようないくつかの変更を期待できます。

●ネイティブ コードのサポート: Windows Phone 8 は C および C++ を完全にサポートしているため、複数のプラットフォーム向けのアプリをより簡単に、より迅速に作成できます。また、Windows Phone 8 は、Havok Vision Engine、Autodesk Scaleform、Audiokinetic Wwise、Firelight FMOD などの人気のゲーム ミドルウェアや、ネイティブ DirectX ベースのゲーム開発もサポートしています。
●アプリ内決済: Windows Phone 8 では、アプリ開発者がアプリ内で仮想商品やデジタル商品を販売できます。
●統合インターネット通話: Windows Phone 8 では、開発者は既存の通話機能にプラグインする VoIP アプリを作成できます。これにより、同じ通話インターフェイスを使用して、従来の電話と同じようにインターネット通話に応答できます。
●マルチタスクの機能強化。Windows Phone 8 では、運動トラッカーやナビゲーション補助などの位置情報アプリをバックグラウンドで実行できるようになり、スマートフォンで他の操作をしているときでもアプリが動作し続けます。
これはほんの一例です。今夏後半には、Windows Phone 8 ソフトウェア開発キット (SDK) と新しい Visual Studio 11 ベースの開発ツールについて、開発者向けのさらに多くの情報を提供する予定です。では、お楽しみに。

職場:
Microsoft は、企業とその IT 部門が求める次のような数多くの機能を導入しました。

●デバイスの暗号化:ドキュメントからパスワードまであらゆるものを安全に保つために、Windows Phone 8 には、オペレーティング システムやデータ ファイルを含むデバイス全体を暗号化するテクノロジが組み込まれています。
●セキュリティの向上: Windows Phone 8 は、United Extensible Firmware Interface (UEFI) セキュア ブート プロトコルをサポートし、アプリの「サンドボックス」が強化されているため、多層セキュリティでマルウェアから電話機をより強力に保護できます。
●リモート管理: Windows Phone 8 では、IT 部門は、Windows PC で現在使用しているものと同様のツールを使用して、アプリや電話機をリモートで管理できます。
●会社のハブとアプリ:会社は、カスタム従業員アプリやその他の重要なビジネス情報用に独自の Windows Phone 8 ハブを作成できます。

言語：
Windows Phone 8は合計50言語をサポートし、現在の地理的範囲の2倍となります。マーケットプレイスは拡張され、180か国以上でアプリのダウンロードが可能となり、現在の約3倍の規模となります。

ソフトウェアアップデート：
Windows Phone 8のアップデートは無線（OTA）で配信され、デバイスは発売から少なくとも18ヶ月間アップデートのサポートを受けられます。Microsoftは、登録済みのユーザーの皆様にアップデートへの早期アクセスを提供するプログラムも準備中です。

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