Lamiyi

ゴールドマン・サックスのレポートによると、中国がアップルの製品を禁止した場合、同社の利益は30％近く減少するだろう。

アナリストのロッド・ホール氏は、中国市場は同社の売上高の17%を占めているものの、利益率の高い製品を中国で販売しているため、利益の29%を占めていると指摘している。ゴールドマンは、粗利益率が45%であると仮定した場合、純利益は年間150億ドル以上減少すると予測している。

「先週金曜日に発表された米国によるファーウェイへのライセンス要件に対する報復として、アップルの製品が中国で禁止される可能性があることから、投資家はアップルの中国に対する財務的リスクについて私たちに質問してきた」とホール氏は記した。

さらに、中国が国内でのiPhone生産を禁止するようになれば、Appleは深刻なリスクに直面する可能性がある。

「中国が何らかの形でiPhoneの生産を制限した場合、同社が短期間でiPhoneの生産量を中国国外に大幅に移転できるとは考えられない。しかし、Appleの生産を中国国外に押しやる行動は、中国の技術エコシステムと地元の雇用に悪影響を及ぼす可能性がある。」

アップルはすでに、ファーウェイなどのライバル企業との競争が激化するにつれ、中国顧客からの需要の減少を経験している。しかし、同社が米中間の貿易戦争に巻き込まれれば、状況はさらに悪化する可能性がある。

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[BusinessInsider経由]