フォックスコンによるシャープ買収、未公開債務27億ドルで危機

フォックスコンによるシャープ買収、未公開債務27億ドルで危機

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フォックスコンによるシャープ買収、未公開債務27億ドルで危機

ロイター通信によると、フォックスコンは27億ドルという巨額の未公開債務の存在を知らされた後、シャープとの買収交渉期限を1~2週間延長した。シャープは今週初め、フォックスコンからの58億ドルの買収提案を受け入れた。

フォックスコンの郭台北会長は、水曜日に台北本社で行われた会議中に、シャープからメールで債務一覧を受け取ったと報じられている。数十人が会議室にいたが、報道によると彼らは「激怒」したという。

「交渉の最終段階でこれほどの負債に直面したら、人々は動揺するでしょう。それは当然のことです」と、元M&Aバンカーで現在は早稲田大学大学院ファイナンス・会計・法学研究科客員教授の服部暢道氏は述べた。「偶発債務の内容にもよりますが、取引条件の変更やフォックスコンの完全撤退につながる可能性があります。」

予想通り、フォックスコンはシャープとの契約締結を保留した。同社は金曜日に発表した短い声明で、「木曜日にシャープの取締役会が始まる前の水曜日の朝にフォックスコンが受け取った重要な情報の内容のほとんどは、両者間の交渉において事前に提案も提示もされていなかった」と述べた。

双方は現在、「事態の包括的な理解と解決を目指して協議を行っている。できるだけ早く満足のいく合意に達することを期待している」と述べた。

ロイター通信の情報筋によると、フォックスコン創業者の郭台銘(テリー・ゴウ)氏とシャープの高橋興三CEOが中国で会談した。

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