カナダ人がゴーストネットスパイネットワークを摘発

カナダ人がゴーストネットスパイネットワークを摘発

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カナダ人がゴーストネットスパイネットワークを摘発

グローブ・アンド・メール紙の報道によると、カナダの研究チームが、高価値なターゲットを狙って情報を盗む「ゴーストネット」と呼ばれるスパイネットワークを発見したという。

昨年9月、セキュリティアドバイザーのグレッグ・ウォルトン氏は、ダライ・ラマのコンピュータをスパイしようとしている人物がいるかどうかの調査を依頼されました。彼は、完全に侵入されたコンピュータシステムを発見しました。このシステムは「マルウェア」に感染しており、謎の外部組織がコンピュータをスパイするだけでなく、データを抜き出すこともできました。ウォルトン氏は、ダライ・ラマ特使の交渉姿勢を詳述した文書のコピーを誰かが取得する様子を目撃することさえできました。

1.2ギガバイトを超える生データを収集した後、彼はカナダに戻り、その情報をナート・ヴィルヌーヴに分析のために提供した。ヴィルヌーヴと彼のチームはすぐに4台の制御サーバーを発見した。各サーバーには、サーバーに報告する感染コンピューターのリストと、感染コンピューターを制御するためのコードが含まれていた。「103カ国にある1,295台の感染コンピューターが手足だとすれば、4台のサーバーは背骨のようなもので、そのうち3台は中国に設置されていた」

感染したコンピューターのおよそ30%には、インドネシア外務省やクウェートのインド大使館、カナダのコンピューター12台など「重要標的」が含まれている。

この発見により、世界中の政府機関は、スパイネットワークによってどのような機密ファイルが侵害された可能性があるのか​​を解明しようと奔走することになった。スパイネットワークは現在も拡大を続けており、作成者は明らかに、これほどの注目にもひるんでいない。

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