
OracleとAppleがMac OS X向けOpenJDKプロジェクトを発表
- Lamiyi
- 0
- rhahw
OracleとAppleは本日、Mac OS X向けOpenJDKプロジェクトを発表しました。Appleは、Mac OS X上でのJava SE 7実装に必要な主要コンポーネント、ツール、テクノロジーの大部分を提供します。これには、32ビットおよび64ビットのHotSpotベースのJava仮想マシン、クラスライブラリ、ネットワークスタック、そして新しいグラフィカルクライアントの基盤が含まれます。OpenJDKは、AppleのJavaテクノロジーをオープンソース開発者に提供し、彼らがこのプロジェクトにアクセスし、貢献できるようにします。
「成長を続けるOpenJDKコミュニティに、Appleが重要な貢献者として加わることを大変嬉しく思います」と、オラクルの開発担当シニアバイスプレジデント、ハサン・リズヴィ氏は述べています。「Mac OS XでJavaが利用できることは、Javaプラットフォームのクロスプラットフォーム化において重要な役割を果たします。Java開発者コミュニティの皆様は、今後も最先端のJava環境がMac OS X上で利用可能であり続けることを確信していただけます。先月発表されたIBMのOpenJDK参加と合わせて、このプロジェクトはソフトウェア業界のビッグネーム3社の支援を受けることになりました。」
「Mac上でJavaの優れたバージョンが今後も提供され続けるよう、Oracleと協力できることを大変嬉しく思います」と、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長、バートランド・セルレ氏は述べています。「ユーザーの皆様が常に最新かつ安全なJavaをご利用いただくための最良の方法は、Oracleから直接入手することです。」
Appleはまた、Mac OS X Snow Leopardおよび次期Mac OS X Lion向けにJava SE 6を引き続きAppleから提供することを発表した。Mac OS X向けのJava SE 7およびJavaの将来のバージョンはOracleから提供される。
Javaは、オープン性を重視して設計された汎用ソフトウェア開発プラットフォームであり、アプリケーション開発者が「一度書けばどこでも実行可能」です。Javaプラットフォームは、ビジネスソフトウェア、Webアプリケーション、モバイルアプリケーションで最も広く使用されています。
Java の詳細については、以下を参照してください。
● Java プラットフォーム、Standard Edition
● OpenJDK
● JDK 7 機能ロードマップ

Related Posts

LinkedInアプリがプッシュ通知に対応
