Lamiyi

CNETの情報筋によると、Appleの代表者は、iTunesユーザーが同社のサーバーにコンテンツを保存できるようにすることに関して大手映画スタジオと協議しているという。

Appleは各スタジオに対し、この計画ではiTunesユーザーが様々なインターネット接続デバイスからビデオにアクセスできるようになると伝えた。当然ながら、Appleはユーザーが同社が近日発売予定のタブレット型コンピュータ「iPad」からビデオにアクセスすることを希望していると、関係者は述べている。

先月、アップルが音楽関連で同様の計画についてレコード会社と協議していると報じられた。「基本的に、彼らはハードドライブをなくしたいと考えている」と情報筋は語った。

彼らの懸念の一つは、大量の映画、テレビ番組、音楽をダウンロードするユーザーがハードドライブの容量不足に陥ることです。この問題は、特にモバイルデバイスでの購入に遅延を引き起こす可能性があります。例えばiPadを見てみましょう。映画鑑賞に最適と謳われている16GBのiPadには、映画を16本程度しか保存できません。

Appleがローカルストレージの利用を継続する限り、オンラインストレージオプションの提供は良いアイデアと言えるでしょう。しかし、Appleはスタジオ各社に協力を求めなければなりません。スタジオ側はApple以外のデバイスでもサービスが利用できるようにしたいと考えているため、これは容易ではないかもしれません。

フォレスター・リサーチのメディアアナリスト、ジェームズ・マクイビー氏は、ハリウッドはいかなるウォールド・ガーデンにも興味がないと語った。

「映画スタジオは、誰かの独占的プラットフォームに巻き込まれることを非常に懸念しています」と、フォレスター・リサーチのメディアアナリスト、ジェームズ・マクイヴィー氏は語る。「彼らは、消費者がデバイスやサービスではなく、コンテンツと関係を持つ世界を望んでいます。彼らはAppleに、iTunesで購入したコンテンツがNokiaの携帯電話で再生できるように強制できる立場にあります。これは全くAppleらしくない行動です。」

「Appleはこうしたことは避けたいと考えている」とマクイビー氏は続けた。「しかし、かつてのような影響力はもうない。Appleは条件を押し付けたり、自らをデジタルの救世主として位置づけたりすることはできないのだ。」

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