
Sonos、元Apple UIデザイナーのトム・コンラッド氏を正式CEOに任命
- Lamiyi
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ソノスは、暫定CEOのトム・コンラッド氏を正式CEOに任命した。コンラッド氏は1月から同社を率いており、スマートスピーカーメーカーにとって大きな転換期に舵取りを担ってきた。
今回の人事は、今年初めに前CEOのパトリック・スペンス氏が辞任した後、徹底的な人材選定を経て行われたものです。スペンス氏の辞任は、ソノスの新アプリのリリースが広く批判され、数ヶ月にわたる混乱を引き起こしたことを受けてのものでした。
「取締役会は、包括的かつ競争的な人材選定の結果、トムが顧客満足、イノベーションの先導、そして成長の推進というSonosの新たな章を導く最適な人物であると確信しています」と、取締役会長のジュリアス・ジェナコウスキー氏は述べています。「過去6ヶ月間、トムは緊迫感を取り戻し、常に向上し続ける顧客体験の提供に深くコミットすることで、従業員、顧客、パートナー、そして株主の皆様の信頼を獲得してきました。」
コンラッド氏は暫定CEOとしての任期中に、Apple TVの競合を目指していたストリーミングビデオデバイスの計画を断念するなど、既に重要な動きを見せています。同社は、コンラッド氏の暫定CEOとしてのリーダーシップがソフトウェア品質の新たな基準を確立し、強力な新製品パイプラインへの道を切り開いたと評価しています。
「今年初めから、Sonosは明確なビジョン、焦点、そして勢いを取り戻しました。ソフトウェア製品を劇的に改善し、お客様が期待するプレミアムな体験を提供することに改めて注力してきました」とトム・コンラッドは述べています。「私たちの前に広がるチャンスは非常に大きく、再構築から、より没入感があり、よりインテリジェントで、お客様の生活にシームレスに統合された次世代の体験を創造する段階へと移行できることを大変嬉しく思います。」
コンラッド氏は2017年からSonosの取締役を務めており、Pandora、Snap、さらにはAppleでの勤務経験を含む、消費者向けテクノロジーの分野での長い経歴を持ち、キャリアの初期にはMacintoshのユーザーインターフェースの開発に携わっていた。
