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アップルはノキアの特許をライセンス供与し、同社に一時金を支払うことに同意し、両社間の特許訴訟を終結させた。

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ノキアは、アップルと特許ライセンス契約を締結したと発表しました。この合意により、ノキアとアップルが米国国際貿易委員会（ITC）への申し立てを取り下げるなど、両社間のすべての特許訴訟が和解することになります。

本契約の財務構造は、Appleが支払う一時金と、契約期間中AppleがNokiaに支払う継続的なロイヤルティで構成されます。契約の具体的な条件は非公開です。

ノキアの社長兼CEOであるスティーブン・エロップ氏は、「ノキアのライセンシーの増加にアップルが加わることを大変嬉しく思います。今回の和解は、ノキアが業界をリードする特許ポートフォリオを有していることを示すものであり、モバイル通信市場における更なるライセンス機会の獲得に注力することを可能にします」と述べています。

ノキアは過去20年間、研究開発に約430億ユーロを投資し、1万件を超える特許ファミリーを保有する、無線通信業界で最も強力かつ広範な知的財産権ポートフォリオを構築してきました。ノキアは携帯端末およびモバイル通信技術の開発において世界をリードしており、その強固な特許基盤もそれを証明しています。

この契約は、ノキアが最近修正した2011年第2四半期の見通し（デバイス＆サービス部門の非IFRS営業利益率が損益分岐点付近）にプラスの財務的影響を与えると予想されています。
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