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Playrix Entertainmentは、iPadプラットフォームへの進出を発表しました。iPad版『Fishdom』は6月末にリリース予定で、App Storeに登場するPlayrixタイトルとしては2作目となります。最初のアプリケーションであるiPhoneおよびiPod touch（iPadにも対応）版『Call of Atlantis』は、今年5月のパイロット版リリース以来、好評を博しています。

iPad版Fishdomは、ダウンロード版とほぼ同じマッチ3ゲームですが、iPadのマルチタッチ機能に合わせて特別に調整されています。プレイヤーはマッチ3レベルをクリアして現金を獲得し、珍しい魚、装飾品、植物を購入して、自分だけの水槽を作り上げていきます。

オリジナルのダウンロード版「Fishdom」シリーズは、最近リリースされた続編「Fishdom 2」を含め、6作がリリースされています。このゲームはFacebookにも対応しています。初代「Fishdom」は2008年にリリースされ、それ以来数々のベストゲーム賞を受賞しています。iParenting Media Awardの2009年ベストビデオゲームにも選出されました。主力タイトルのスピンオフ作品である「Fishdom H2O: Hidden Odyssey」は、AOL Gamesによって2009年のベストセラーおよびダウンロード数第1位に選ばれました。

Playrixの製品担当社長であるイゴール・ブクマン氏は、「マルチプラットフォーム戦略を忠実に守り、iPadへの移植によってタイトルの人気をさらに高められることを大変嬉しく思います。この有望なプラットフォームは、開発者にとって斬新なアイデアを試し、既存のタイトルに新たな息吹を吹き込む絶好の機会となります。Playrixは既存のヒット作をiPadに移植するだけでなく、iPadをはじめとするプラットフォームを念頭に置いた将来のゲーム開発も進めていきます。そうすることで、一つのゲームをあらゆる形で一つのビジョンの下に統合していくことができるのです」と述べています。

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