Lamiyi

Adobeは本日、Adobe Flash Player 9 Update 3（旧コード名Moviestar）の提供開始を発表しました。Adobe Flash Player 9には、Blu-RayやHD-DVDの高解像度ビデオプレーヤーで採用されているH.264規格のビデオサポートと、High Efficiency AAC（HE-AAC）オーディオ機能が追加されました。また、この最新アップデートでは、ハードウェアアクセラレーションとマルチコア強化によるフルスクリーンビデオ再生機能も搭載されており、主要なオペレーティングシステムとブラウザで高解像度ビデオを視聴できます。Adobe Flash Player 9とAdobe Flash Media Server 3（同じく本日発表）を組み合わせることで、HD画質のビデオを幅広いオンラインユーザーに配信できます。Adobe Flash Player 9 Update 3は、www.adobe.com/go/getflashplayer から今すぐ入手できます。

H.264サポートは、Adobe Premiere ProおよびAdobe After Effectsソフトウェアのエンコードオプションであり、現在ではAdobe Flash製品ファミリー全体に統合されています。このサポートは、クロスオペレーティングシステムアプリケーションランタイムであるAdobe AIRソフトウェア向けに開発されたアプリケーションにも拡張され、開発者は既存のスキルを活かしてリッチインターネットアプリケーション（RIA）をデスクトップ向けに構築・展開できます。2008年初頭に提供開始予定のAdobe Media Playerは、Adobe AIRをベースに構築された初のAdobeアプリケーションであり、H.264ビデオとHE-AACオーディオの両方をサポートします。Adobe Media Playerは、Webブラウザの外でFlashストリーミングビデオ体験を可能にし、いつでもどこでもビデオを視聴できるなど、より幅広い視聴オプションを提供します。