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JPモルガンのアナリスト、マーク・モスコウィッツ氏は、競合他社の欠点を考慮すると、アップルはiPad 3のリリースを「急ぐ必要はない」と報告している。

「我々の見解では、アップルは急ぐ必要はない」と彼は述べた。「他のタブレット参入企業はこれまで苦戦しており、この傾向は2012年まで続く可能性がある」

HPは最近、タブレット事業から完全に撤退し、TouchPadを安売りしている。RIMは昨日、前四半期のPlayBookの出荷台数（販売台数ではない）はわずか20万台だったと発表し、ソニーの次期タブレットもモスコウィッツの分析では振るわなかった。

「ソニーのタブレットはiPadのような洗練されたスマートな感触に欠けており、ベゼルのような背面は使い勝手が悪い」と、彼は投資家向けのメモに記した。「さらに、ソニーのタブレットはAndroid OSを搭載しているが、スマートフォンほどタブレットの関心を集めることができていない」

モスコウィッツ氏はアマゾンのタブレットに対しては冷淡で、本当の競争は来年後半のWindows 8タブレットで始まるだろうと述べている。

「アマゾンのKindleは、我々の見解では、同社のタブレット市場における将来の成功を予兆するものではないかもしれない」と同氏は述べた。「アマゾンの動向を見極めるまでは、アップルのタブレット市場における優位性に対する次の脅威は、Windows 8搭載タブレットが市場に投入される2012年後半まで現れないだろう」

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