Lamiyi

サムスン電子の崔基成氏が最高経営責任者（CEO）を退任し、同社の半導体および液晶ディスプレイ部門の責任者である権五鉉氏が後任に指名されたとWSJが報じている。

サムスンは、テレビや携帯電話を含む消費者向け製品部門のリーダーは、2008年からサムスンの半導体事業を率い、昨年はディスプレイ部品事業の指揮を執ったクォン・オヒョン新CEOに報告しないと発表した。

サムスンにおける部品部門と消費財部門の対立において、李健熙会長は決定的な役割を果たすことになるだろう。歴代のCEOの中で、李氏は長年サムスンで最も重要な幹部であり、日常業務においてそれほど積極的な役割を果たしていなくても、大きな影響力を発揮してきた。

クォン氏は「全社的な業務」を担当し、アップルとの訴訟などにおいてより大きな役割を果たすことになるだろう。同氏は1985年にチップエンジニアとして同社に入社し、1992年に同事業の上級幹部に就任した。

崔氏は、サムスンが複雑な投資網を通じて約60社の関連会社を支配する非公式のオフィスを率いることになる。

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