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ロイター通信によると、アップルのCEOティム・クック氏はシスコと協力し、企業顧客がアップルとシスコの両製品を使用する場合のサイバーセキュリティ保険の割引を推進している。

ラスベガスで行われたシスコのイベントに出席したクック氏とシスコのCEOチャック・ロビンス氏は、両社の製品を組み合わせて使用​​することは、競合する技術を使用するよりも安全であると語った。

「企業や会社がシスコとアップルを併用している場合、この2つのソリューションを組み合わせることで、（サイバーセキュリティ）保険料が大幅に削減されるはずだというのが、私たちの考えです」とクック氏は述べた。「これは私たちが注力する分野です。皆さんもその恩恵を受けられるはずです。」

シスコはブログ投稿で、Appleとの提携にセキュリティを追加すると発表した。

2017年秋にリリース予定のCisco Security Connectorは、iOSデバイスに最高レベルの可視性、制御、そしてプライバシーを提供するように設計されています。Cisco Security Connectorは、企業所有のモバイルデバイス上で何が起こっているかを最もきめ細かく把握し、ユーザーがどこにいても最高の保護を提供します。Cisco Security Connectorを活用することで、企業は監査機関のリスクおよびコンプライアンス要件を満たし、最終的にはiOSの導入を新たな方法で拡大することが可能になります。

さらにシスコは、保険業界の大手企業と連携し、「サイバー保険会社が顧客にさらに堅牢な保険を提供できるようにするアーキテクチャの開発をリードする」と述べている。同社は、継続的なセキュリティ監視と、Appleとシスコの技術を組み込んだ測定可能なリファレンスアーキテクチャを実現することで、これを実現する予定だ。

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