Lamiyi

以前の報道では、Appleは次世代A9チップの製造でSamsungへの依存度を高めると示唆されていたが、Taipei Times（MacRumors経由）の新しい報道によると、Samsungではなく、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー（TSMC）がAppleの主要A9チップサプライヤーになるという。

現在、A8チップの生産はSamsungとTSMCで分担されており、生産の大部分（70%）はTSMCから供給されています。Appleが次世代チップの生産をSamsungに移管するとの報道もありましたが、歩留まりが高いTSMCに、Appleは依然としてA9チップの発注の大部分を委託する可能性があります。

「両社の技術力は同等なので、どちらの量産歩留まりが優れているかが鍵となるだろう」とMICのクリス・ハン所長は語った。

7月に、SamsungがAppleの14nm A9プロセッサを受注したと初めて報じられました。10月の報道では、Samsungが20nmチップに比べて消費電力を35%削減し、処理能力を20%向上させ、占有面積を15%削減するFinFETプロセスを採用すると改めて報じられました。さらに数週間前には、SamsungがAppleのA9プロセッサの初期生産を開始したという別の報道もありました。

一つの企業が受注の大部分を獲得することもあるが、Appleはリスク軽減のため、複数のサプライヤーに発注を分散させる傾向がある。AppleのA9チップは、2015年にiPhoneやiPadなどの次世代iOSデバイスに搭載される可能性が高い。