Lamiyi

Vimeoは、iPhone X、iPad Pro、Apple TV 4Kで再生可能なHDR動画のサポートを発表しました。現在、これらのデバイスでHDRをサポートしている動画ホスティングプラットフォームはVimeoのみです。

本日発表された 4 つの主要なビデオ機能強化についてご紹介します。

● 10億色以上
10ビットビデオに対応し、これまで以上に鮮明でクリーンな画質を実現しました。10ビットの精細さとニュアンスにより、1600万色から10億色へのアップグレードが可能になりました。視聴者は、夕焼けのグラデーション、海の繊細さ、そして苦労して捉えたクローズアップの感動に、心から魅了されるでしょう。しかも、カラーバンディングに気を取られることはありません。

● 人間の目に配慮した、より広い色域
BT.2020（またはRec.2020）のサポートと広色域（WCG）により、人間の目に認識できる色の75%以上を画像で再現できるようになります。これは大きな変化です。現代の動画における色域は、ほとんどが35%に制限されています。しかし、BT.2020では、これまでにないほど深みのある赤、明るい緑、そして暗い黒を忠実に再現できます。

● 最大8K解像度
5K、6K、8Kの動画をファンの皆様がUltra High Definitionデバイスで視聴できるよう、動画のロックを解除できるようになりました。また、ダウンロードしてファイル共有することも可能です。8Kディスプレイは市場に登場し始めたばかりですが、これは視聴者だけの問題ではありません。8Kで撮影された作品は、最高の画質で販売、配信、あるいは映画祭への応募ができるようにしたいと考えています。

● より多くの映像データ、より小さなファイルサイズ
Vimeoは、最高の画質を提供しながら映像データを最適化するために、動画ファイルのエンコードとデコードを行うソフトウェアであるコーデックを使用しています。プラットフォームを進化させ、より多くの映像データを表示できるようにするために、現在使用しているH.264に加えて、HEVC/H.265トランスコードも活用しています。これにより、HDRなどの次世代機能の活用が可能になり、効率性も向上し、同じ帯域幅でより高画質の動画を視聴できるようになります。

下記の Rus Khasanov による HDR ビデオ「La La La」をご覧ください。

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