Lamiyi

Saurik は、Apple から APTickets をリクエストするために使用されるシステムの間違いにより、Cydia 経由で保存されたすべてのチケットが「役に立たない」と発表しました。

最近 Cydia を起動した方は、「iOS SHSH を要求するには TSS センター (下記) を参照してください」という通知を受け取ったかもしれません。また、「このデバイスには SHSH が保存されていないようです」というメッセージを読んで驚いたかもしれません。

Saurik氏は長文のブログ記事で、SHSH BLOB、APTicket、TSSサーバに関する有益な情報を提供し、何が起きたのかを詳しく説明しています。また、iOS 6のAPTicketは現時点ではiPhone 3G[S]、iPhone 4、iPod touch 4Gでのみ有効であるとも述べています。

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ここまでで、現状を説明するために必要なことはすべて説明したと思います。Cydia自身がiOS 6用にAppleに要求したAPTicketはすべて無効です。「無効」という言葉が重要です。「破損」という言葉を使うのは正確ではありません。アップロードされたデータは紛失も破損もしておらず、実際には保存されていたすべてのチケットはMuscleNerdのアルゴリズムによって検証済みです。

実際には、iOS 6のSHSH情報を収集するためのCydia経由のリクエストは、有益なチケットには繋がりませんでした。これは、私がサービスを開始した当初にAppleが行っていたリクエストをより正確に再現するため、Appleに送信するマニフェストをフィルタリングし、前述の部分ダイジェストを持つファイルの情報のみを含めるようにしたためです。SHSHに関連するのは部分ダイジェストを持つファイルのみだからです。

しかし、APTicketは部分ダイジェストではなく完全ダイジェストに署名するため、部分ダイジェストを持たないファイルの説明であっても、完全チケットを取得するにはTSSに送信する必要があります。したがって、フィルターとして使用すべきなのは、部分ダイジェストを持つファイルだけでなく、「ダイジェスト情報を持つファイル」であり（完全ダイジェストのない部分ダイジェストは存在しません）、実質的にすべての「実際の」ファイルを見つけることができるのです。

その結果、Cydia自体によってダウンロード・保存されたAPTicketsだけではデバイスの起動には不十分です。ただし、redsn0w、iFaith、TinyUmbrellaなどのツールによってダウンロードまたは取得されたチケットは正常に動作します。これらのチケットをCydiaにアップロードし、再度ダウンロードした場合も、引き続き動作します。影響を受けるのは、Cydiaクライアント自身によってダウンロードされたチケットのみです。
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これはかなり残念な状況ですが、SHSH BLOB の保存に関する TinyUmbrella チュートリアルのいずれかに従っていれば、問題はないはずです。

saurik氏は投稿の冒頭で、「私は悪い知らせを伝えるためにここにいる。おそらく大量の嫌がらせメールが届くことになるだろう」と述べています。読者の皆様には、そのようなことは絶対にやめてください。むしろ、saurik氏をはじめとする開発者の方々がiPhoneコミュニティのために尽力してきたことに感謝すべきです。

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