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クアルコムは、「世界最速のモバイルシステムオンチップ」を搭載するとされる「Snapdragon 8 Elite」モバイルプラットフォームを発表した。このプラットフォームは、AppleのAシリーズSoCに対抗するべく設計されている。

当社の主力モバイルプラットフォームは、業界における目覚ましい進歩を示すEliteの名称を新たに採用しました。このプラットフォームは、第2世代カスタムビルドのQualcomm Oryon CPU、Qualcomm Adreno GPU、強化されたQualcomm Hexagon NPUといった業界をリードするテクノロジーを初めて搭載し、いずれも画期的なパフォーマンス向上を実現します。これらのイノベーションにより、Snapdragon 8 Eliteはデバイスにおけるユーザーエクスペリエンスを変革し、Snapdragon搭載スマートフォン上で、デバイス上で動作するマルチモーダル生成AIアプリケーションを実現します。これらのテクノロジーは、カメラ機能、当社最高峰のAI-ISP、次世代ゲーム、超高速ウェブブラウジングなど、様々なエクスペリエンスの基盤となります。

「Qualcomm OryonのパワーをSnapdragonモバイルプラットフォームに初めて搭載できることを大変嬉しく思います。今年初めにはPC向けにも搭載し、PCユーザーに驚異的な体験と比類なきバッテリー駆動時間を提供し、業界を活気づけ、消費者の注目を集めました。本日、第2世代のQualcomm Oryon CPUが当社の主力モバイルプラットフォームに搭載されます。これは大きな飛躍であり、当社のCPUテクノロジーが実現する新しい体験に消費者の皆様にご満足いただけると期待しています」と、Qualcomm Technologies, Inc.のモバイル端末担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、クリス・パトリック氏は述べています。「優れたCPU、GPU、NPU機能を備えたSnapdragon 8 Eliteは、劇的なパフォーマンス向上と電力効率を実現します。さらに、パーソナライズされたマルチモーダル生成AIをデバイス上で直接提供することで、音声、コンテキスト、画像を理解し、生産性から創造性豊かなタスクまであらゆる作業を向上させるとともに、ユーザーのプライバシーを最優先に考え、モバイル体験に革命をもたらします。」

Snapdragon 8 Eliteは、ピーク時4.32GHzの第2世代Oryon CPUを搭載し、パフォーマンスが45%向上し、電力効率も44%向上しています。新しいAdreno GPUは、パフォーマンスと効率が40%向上し、NaniteとChaos Physicsを搭載したUnreal Engine 5.3をサポートすることで、高度なゲーミングビジュアルを実現します。また、このプラットフォームは、Snapdragon X80モデムによる5G、Wi-Fi 7、デュアルアクティブSIMに対応し、全体で27%の省電力化を実現することでバッテリー駆動時間を延長します。

詳細については、ビデオをご覧になり、以下のリンクをクリックしてください。

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