Lamiyi

ロイター通信によると、ジャパンディスプレイは、今年後半に発売予定の次世代Apple WatchにOLEDディスプレイを供給する予定だ。OLEDへの移行が遅れたことと、iPhone XRの受注が予想を下回ったことで、経営難に陥っている同社にとって、この契約は重要な意味を持つ。

この供給契約はジャパンディスプレイにとってOLEDディスプレイ市場への進出となるだろうと、事情に詳しい2人の情報筋は語った。2人はメディアに話す権限がないとして身元を明かすことを拒否した。

現在、OLED市場はSamsungとLGが独占しており、SamsungはAppleのiPhone X、XS、XS Max向けのOLEDパネルをすべて供給しています。LG DisplayはApple Watch向けのパネルの大部分を供給しています。

Apple Watch向けディスプレイの供給は前向きな一歩と見られるが、ジャパンディスプレイがiPhone向け注文を獲得するのは難しいだろう。

「iPhoneの受注獲得には高いハードルが伴うだろう」と、IHSマークイットのシニアディレクター、早瀬宏氏は語る。「サムスンディスプレイは10年以上にわたり、経験、技術、そして生産能力を積み重ねてきた。ジャパンディスプレイは本当にそのようなライバルと競争し、利益を上げられるのだろうか？」

このニュースを受けてジャパンディスプレイの株価は7.6%上昇し、終値は6.3%上昇しました。詳細は下記リンクをご覧ください。

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