
研究者がiPadを使ってイルカとコミュニケーション
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昨日は犬がiPadでエアホッケーをする様子を見ました。今日は、バンドウイルカのマーリンという名の若いイルカが、同種として初めてApple iPadを使ったというニュースをお伝えします。SpeakDolphin.comのイルカ研究者、ジャック・カセウィッツ氏は、言語インターフェース構築の初期段階で、このイルカにiPadを導入しました。
「iPadの使用は、イルカが鼻先やくちばしの先で操作できる適切なタッチスクリーン技術を継続的に模索する一環です。徹底的な調査と製品検討の結果、パナソニックのToughbookとAppleのiPadのどちらかを選択することになりました」とカセウィッツ氏は説明した。「イルカがタッチスクリーンの使い方に慣れれば、物体、行動、さらには感情を表す様々なシンボルから選択できるようになると考えています。」
カセヴィッツ氏は、この技術の要件について説明した。「防水性、プロセッサの速度、タッチ感度、反射防止スクリーン、そしてイルカに優しいプログラムが不可欠です。イルカのシンボルのデータベースが拡大するにつれて、イルカに適切かつ迅速に対応するための高速技術が必要になります。」
この研究は、メキシコのプエルト・アベントゥラスにあるドルフィン・ディスカバリー社のドルフィンスイム施設で行われていました。ここは、現在リビエラ・マヤと呼ばれる美しい海岸沿いにあります。マーリンという名のイルカは、この施設でわずか2年前に生まれたばかりの若いイルカです。「マーリンは他のイルカと同じように好奇心旺盛で、iPadをいじるのに全く抵抗がありませんでした」とカセウィッツ氏は語りました。
研究者たちは現在、ボール、立方体、プラスチックのアヒルなど、実物の物体をマーリンに見せ、その後、画面上の同じ物体の写真をタッチするように指示することで、マーリンをタッチスクリーンに慣れさせている。「これはイルカにとっては簡単な作業ですが、人間とイルカの間の完全な言語インターフェースという私たちの目標達成に向けて、必要な基盤となるものです」とカセヴィッツ氏は述べた。
続きを読む [9to5Mac経由]

