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スプリントのCEO、ダン・ヘッセ氏は、自身の給与計算に使われている計算式に何百万台ものiPhoneの購入にかかる高額な費用が考慮されていないと株主から苦情が出されたことを受け、自身の給与を325万ドル削減することに同意したとウォール・ストリート・ジャーナルが報じている。

ヘッセ氏は金曜日に証券取引委員会に提出した書簡の中で、短期および長期のボーナスと株式報酬の一部を自主的に削減すると述べた。

ヘッセ氏の行動は、通信事業者がiPhoneの高価格に反発していることを示す新たな兆候だ。スプリント、AT&T、ベライゾン・ワイヤレスは、約600ドルのiPhoneに代わる、サムスン電子、ノキア、HTCなどの機種を積極的に宣伝してきた。

ヘッセ氏は「私も、当社の報酬委員会も、スプリントの従業員にアップルへの投資を理由に不利益を被らせることは望んでいない」と語った。

スプリントの広報担当者は、他のスプリント役員らは同様の給与削減を自主的に受け入れる予定はないと述べた。

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