Lamiyi

独立系開発者のスティーブ・ジャーマン氏が、Windowsベースのホスト向けのiPhone中心の監視・アラートソリューション「Weave 1.1」をリリースしました。このエージェントベースのシステムにより、サーバー管理者やエンジニアはITインフラ内の潜在的な問題に関する通知を受け取ることができるだけでなく、標準的なインターネット接続を介して、iPhoneやiPod Touchデバイスから様々な管理タスクをリモートで実行できるようになります。

組織がテクノロジーへの依存度を高めるにつれ、ITインフラストラクチャの監視能力はますます重要になっています。大規模な監視ソリューションの価値を理解していない、あるいは導入費用が捻出できない組織もあり、リスクを負うケースも少なくありません。Weaveはこの問題に対する解決策の一つであり、中小規模の組織におけるWindowsベースのシステムの監視と診断を、簡単に設定でき、低コストで実現します。

Weave の実装では、監視対象の各システムに小さな Windows サービス（Weave システムエージェント）をインストールします。このエージェントは、システムのパフォーマンスに関する情報を標準のインターネット接続を介して中央データベースに送信するとともに、エンジニアがデバイス経由で送信したリクエストを定期的にチェックします。さらに、パフォーマンスデータは設定されたしきい値と比較され、パフォーマンスアラートを発令する必要があるかどうかが判断されます。システム障害は、監視対象の各ホストが他のシステムの応答を定期的に確認するピア可用性システムによって検出されます。

Weave システム エージェントは WMI (Windows Management Instrumentation) を利用するため、SNMP (Simple Network Management Protocol) システムの追加構成は必要ありません。

Weave iPhoneアプリは、エージェントが送信した情報のビューアとして機能します。そのため、標準的なインターネット接続のみでフル機能を利用できます。ユーザーは、VPN（仮想プライベートネットワーク）を介して組織のネットワークに接続する必要はありません。また、プロセスの終了、サービスの再起動、さらにはシステムの再起動といったタスクを、デバイスを介してどこからでもリモートで実行できます。アラートはプッシュ通知サービスとメールでユーザーに配信されます。

エンジニアチームは、各自のデバイスで個別に購入したWeaveアプリを使用して、同じ組織データを閲覧できます。Weaveエージェントは、任意の数のWindowsシステムに無料でダウンロードしてインストールできます。Weaveは、Windows監視分野における本格的なソリューションとなるよう、構想段階から設計されており、ユーザーに真の価値を提供し、組織に真のメリットをもたらします。

価格と提供時期:
Weave 1.1 は 9.99 ドル (USD) で、App Store のビジネス カテゴリからのみ世界中で入手可能です。

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