Big in JapanがSnapprを買収し、ShopSavvyのバーコードスキャン機能を拡張

Big in JapanがSnapprを買収し、ShopSavvyのバーコードスキャン機能を拡張

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Big in JapanがSnapprを買収し、ShopSavvyのバーコードスキャン機能を拡張

Big in Japanは、モバイルバーコードスキャンのパイオニアであり、2次元バーコードスキャンに対応した初のiPhoneアプリを開発したSnapprを買収したことを発表しました。同社は、AndroidおよびiPhoneユーザー向けの大手比較ショッピングアプリ「ShopSavvy」にSnapprの技術を組み込む予定です。

「Snapprは二次元QRコードのコンセプトと技術を、使いやすいウェブサービスとモバイルアプリケーションにパッケージ化しました」と、 Big in Japanの共同創業者であるアレクサンダー・ミューズ氏は述べています。「私たちは、ユーザーと小売業者の双方にとってアプリケーションの機能と価値を拡大していく中で、Snapprの技術をShopSavvyに統合すべく、鋭意取り組んでいます。」

2007年にフィリップ・ステリック氏によってサンフランシスコで設立されたSnapprは、モバイルコンテンツを簡単に作成、管理、アクセスし、さらに新しい方法でコンテンツをプロモーションするためのプラットフォームを導入しました。Snapprのユーザーは、数回のクリックでモバイルコンテンツを作成し、QRコードを使ってプリントアウト、Tシャツなどのアパレル、そしてFacebookなどのソーシャルネットワークでプロモーションすることができました。

日本の技術であるQRコードは、標準的な1次元バーコードよりもはるかに多くの情報を保存できるため、マーケティングや広告に最適です。Googleの「お気に入り場所」プログラムやBig in Japanの「Scan with ShopSavvy」プログラムなどの取り組みを通じて、マーケティング担当者や消費者によるQRコードの認知度と利用は高まっています。

「ShopSavvyのような2Dバーコード対応リーダーを世界中で何百万人もの携帯電話ユーザーが所有するようになった今、QRコードの可能性は無限大です」とミューズ氏は述べた。「私たちは消費者の認知度向上に積極的に取り組み、小売業者と協力してこの技術を独創的な方法で活用できるよう取り組んでいます。」

Snapprの創業者兼CEOであるステリック氏は、Big in Japanの顧問委員会に加わります。Snappr創業以前は、ReadSoft USでシニア開発者兼プロジェクトリーダーを務め、AppleやBoehringer Ingelheimといった大手米国企業にReadSoftのSAPソリューションを導入しました。ステリック氏はドイツのフランクフルトにあるEbydos AGでキャリアをスタートさせ、John Deere、REHAU、Schneider Electricといった企業における主要製品導入を担当しました。

ShopSavvyは、2008年9月のリリース以来、Androidスマートフォンで最も人気のあるアプリの一つとしてランクインし、2009年11月にはiPhoneでも利用可能になりました。ShopSavvyを使えば、スマートフォンの内蔵カメラで商品のバーコードをスキャンするだけで、世界中の2万以上の小売店で2,000万点以上の商品を比較検討できます。ShopSavvyはバーコード情報をもとに、Web上で商品の最安値を検索し、オンラインだけでなく近隣の実店舗でも最安値を表示します。さらに、商品レビューも検索し、購入の意思決定をサポートします。

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