Lamiyi

WSJは、中部地方にあるシャープの亀山工場がiPad 3用の液晶パネルを製造するとの報道を独自に確認した。

事情に詳しい関係者の1人によると、アップルの次期iPadは来年発売される見込みで、シャープの亀山第二工場（中部地方）が同端末用の液晶パネルを生産する。また、アップルはシャープの日本国内のパネル製造工場にも設備投資を行っていると関係者は述べたが、投資額は明らかにしなかった。これは、アップルが人気機種「iPhone」や「iPad」の製造に必要な部品を確保するため、複数の部品メーカーと提携する計画を示唆している。大阪に本社を置くシャープは、タブレット、スマートフォン、薄型テレビなどに広く使用されている液晶ディスプレイを製造している。

このレポートは、ジェフリーズ・アンド・カンパニーのピーター・ミセック氏のレポートを裏付けるもので、同氏はさらに「アップルとシャープは共同で改良型IGZO（インジウム、ガリウム、亜鉛）技術を開発し、IPSを使用せずデュアルバーLEDバックライトも搭載せずにHDディスプレイに十分な330dpiを実現した」と述べている。

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