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ニューヨーク・タイムズによると、グランド・セントラル駅に小売店をオープンするというアップルの提案は、早ければ来週にも承認される見込みだ。

アップルがメインホールを見下ろすバルコニーに店舗を開設することを提案した際、同社はまるで交通当局への結婚祝いのように、リネンの裏地が付いた箱に申請書を詰めて提出したと、申請手続きに詳しい情報筋は語った。取締役会は早ければ来週の月例取締役会でこの取引を承認する見込みだ。

グランド・セントラル駅構内にアップルストアをオープンする計画は、2月以降、幾度となく噂されてきた。5月には、有名シェフのチャーリー・パーマー氏が経営するレストラン「メトラズール」が、2019年まで賃貸契約が残っており、経営も「かなり好調」だったにもかかわらず、7月1日に閉店する計画を明らかにした。メトラズールは、おそらくアップルから、賃貸契約を解除する見返りに多額の金銭を受け取ったと報じられている。「断りにくい申し出だ」とパーマー氏は述べ、具体的な金額は明かさなかった。「あの場所を占拠する企業が何であれ、競争するのは難しい」

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