iPad 2のディスプレイはiPhone 4のディスプレイとほぼ同等の性能を発揮

iPad 2のディスプレイはiPhone 4のディスプレイとほぼ同等の性能を発揮

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iPad 2のディスプレイはiPhone 4のディスプレイとほぼ同等の性能を発揮

DisplayMate Technologies 社長の Raymond M. Soneira 博士が、iPad 2 のディスプレイと iPhone 4 のディスプレイを比較した分析を公開しました。

下の比較表に示すように、iPad 2のディスプレイは、iPhone 4のRetinaディスプレイの優れた性能とほぼ同等のパフォーマンスを発揮します。iPadはiPhone 4よりもピクセル解像度が高いものの、画面サイズがはるかに大きいため、1インチあたりのピクセル数はiPhone 4 Retinaディスプレイの326ppiに対して132ppiにとどまります。ppiが低いほどピクセルが目立ち、この現象はピクセル化と呼ばれます。非常に高いppiはiPhone 4の大きなマーケティング上の特徴ですが、実際にはやや過剰な仕様です(主にアプリの互換性のため)。既存のアンチエイリアシング技術によって、より低い解像度とppiでも目立ったピクセル化を効果的に軽減できるためです。

ソネイラ氏は、OSのディスプレイソフトウェアには2つの重大な欠陥があり、簡単に修正すればiPadのディスプレイ性能を改善できると指摘しています。まず、現在のアンチエイリアシングでは、テキストやグラフィックの鮮明度が低下していると指摘しています。これは、iPadにサブピクセルアンチエイリアシングを追加することで改善でき、「iPadの現在のppiへの不当な負担を軽減できる」としています。次に、自動輝度調整のバグがあり、デバイスが起動した時点から測定された最も明るい環境光センサーの値にロックされ、その後環境光が大幅に減少した後もそのピーク値を維持してしまうと指摘しています。「このバグにより、画面が現在の状況に対して過度に明るくなり、貴重なバッテリー電力を無駄にしてしまうのです。」

続きを読む [AppleInsider経由]

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