Appleは「Apple Neural Engine」と呼ばれる専用AIチップを開発中 [レポート]

Appleは「Apple Neural Engine」と呼ばれる専用AIチップを開発中 [レポート]

  • Lamiyi
  • 0
  • rhahw
Appleは「Apple Neural Engine」と呼ばれる専用AIチップを開発中 [レポート]

ブルームバーグの報道によると、Appleは自社のデバイス上で人工知能機能を強化する専用チップの開発に取り組んでいる。

事情に詳しい関係者によると、AppleはAI関連のタスクに特化したプロセッサを開発中だ。社内では「Apple Neural Engine」と呼ばれるこのチップは、顔認識や音声認識など、人間の知能が必要となるタスクを同社デバイスが処理する能力を向上させると、関係者は匿名を条件に語った。この情報は非公開製品に関するものだという。Appleはコメントを控えた。

Appleのエンジニアたちは、AmazonとAlphabetに追いつこうと競争しているようだ。SiriはAppleに音声認識の分野で早期のリードをもたらしましたが、その後、競合他社は製品ライン全体へのAI導入に積極的に取り組んでおり、AmazonのEchoとGoogle Homeは特に注目を集めています。

現在、人工知能(AI)はメインプロセッサとグラフィックチップという2つの異なるチップで処理されています。この新しいチップにより、Appleはこれらのタスクを専用モジュールにオフロードできるようになり、バッテリー性能が向上すると予想されます。

Appleは、iPhoneやiPadを含む多くのデバイスにAIチップを搭載する計画のようです。情報筋によると、同社はすでに将来のiPhoneのプロトタイプにこのチップを搭載してテストしていますが、今年中に完成するかどうかは不明です。

AppleのOSには、写真の顔認識、音声認識、予測キーボードなど、このチップにオフロードできる機能が既に存在します。報道によると、開発者にはこのチップへのアクセスが提供され、サードパーティ製アプリケーションもAIタスクをオフロードできるようになるとのことです。

Apple が iOS 11 を発表する 6 月の WWDC で AI の進歩について話す可能性があります。最新情報については、 TwitterFacebook、またはRSSで iClarified をフォローしてください。

続きを読む

Appleは「Apple Neural Engine」と呼ばれる専用AIチップを開発中 [レポート]