Lamiyi

ロイター通信は、上海浦東新区人民法院がProviewのiPad販売差し止め命令請求を却下し、高等法院の判決が出るまで訴訟を一時停止したと報じている。

裁判所のウェブサイトで木曜日に発表されたこの判決は、中国におけるiPad商標をめぐるより大規模な争いにおいて、Appleにいくらかの余裕を与えるものとなる。中国は消費者市場としてだけでなく、iPadやその他の同社製品の主要生産拠点であるため、Appleにとって重要な市場である。

アップルは1月5日、深セン市中級人民法院での商標権侵害訴訟で敗訴した後、広東省高級人民法院に控訴した。上海での訴訟が中断されたことで、アップルは今後、高等法院での控訴勝訴に注力できるようになる。

プロビューとアップルの紛争には関与していない郭策法律事務所の弁護士、任文鋒氏は「アップルに息抜きの時間を与えることは大きな助けになる」と述べた。

しかし、アップルが最終的に中国での商標権侵害訴訟に勝訴するかどうかは不明だ。重要なのは広東省高等法院の判決だ。

続きを読む