Lamiyi

中国当局が「中間者攻撃」を使ってiCloudユーザーからユーザー名とパスワードを収集しているという報道を受けて、AppleはiCloudウェブサイトへの安全な接続を検証するための手順を記載したサポート文書を公開した。

Appleは、お客様のプライバシーとセキュリティの保護に全力で取り組んでいます。安全でない証明書を用いてユーザー情報を入手しようとする組織的なネットワーク攻撃が断続的に発生していることを認識しており、これを非常に深刻に受け止めています。これらの攻撃はiCloudサーバーを侵害するものではなく、iOSデバイスやOS X Yosemite搭載のMacでSafariブラウザを使用してiCloudにサインインする際にも影響はありません。

iCloudウェブサイトはデジタル証明書で保護されています。www.icloud.comへのアクセス中にブラウザに無効な証明書の警告が表示された場合は、警告に注意し、先に進まないでください。証明書の警告が表示されるウェブサイトには、Apple IDやパスワードを絶対に入力しないでください。

正規のiCloudウェブサイトに接続していることを確認するには、デジタル証明書の内容を確認してください。AppleはSafari、Chrome、Firefox向けの手順を公開しています。

Safari を使用している場合は、次の手順に従います。

● Safari で正規の iCloud ウェブサイトに接続すると、ツールバーの Apple Inc. の横に緑色の鍵アイコンが表示されます。鍵アイコンを選択すると、「Safari は www.icloud.com への暗号化された接続を使用しています」というメッセージが表示されます。これは、接続が安全であり、通常どおりサインインできることを示します。

● 安全でない Web サイトに接続している場合は、「Safari は Web サイトの ID を確認できません」というメッセージが表示されます。このメッセージが表示された場合は、続行したりサインインを試みたりしないでください。

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