Lamiyi

CNBCは、カール・アイカーン氏がアップルのCEOティム・クック氏と「良い会話」を交わし、両者とも同社の株価は過小評価されていると考えていると述べたと報じている。

Appleのクック氏はアイカーン氏に対し、1500億ドル相当の自社株買いというアイカーン氏の提案をまだ検討中だと述べた。アイカーン氏は9月下旬にクック氏と会談し、自社株買いについて協議した。しかし、当時クック氏はそのような規模の自社株買いには興味を示していなかったと、アイカーン氏はCNBCに語った。

アイカーン氏は9月末、自社株買い提案を推進するため、クック氏と「和やかな」夕食会を開いたが、アップルは600億ドルの計画を維持するとみられた。その後、アイカーン氏はアップルのCEOティム・クック氏に改めて公開書簡を投稿し、自社株買いを1500億ドルに増額するよう強く求めた。

アイカーン氏はCNBCに対し、大規模な自社株買いを断念するつもりはなく、株主にさらなる価値を還元するために委任状争奪戦を検討する可能性があると語った。

「もし彼らがそうしないなら、様子を見て、株主がそれを望んでいるかどうか、そして我々が勝てるかどうかを見極めるつもりだ」とアイカーン氏はCNBCに語った。「我々は撤退しないと言っている。（CEOの）ティム（・クック）にもそう言ったし、これからもそう言うつもりだ」