クアルコム、中国でのiPhoneの販売と製造禁止を求めて訴訟を起こす

クアルコム、中国でのiPhoneの販売と製造禁止を求めて訴訟を起こす

  • Lamiyi
  • 0
  • rhahw
クアルコム、中国でのiPhoneの販売と製造禁止を求めて訴訟を起こす

ブルームバーグの報道によると、クアルコムは中国でのiPhoneの販売と製造の禁止を求めて訴訟を起こした。

サンディエゴに本社を置くクアルコムは、世界最大のスマートフォン市場である米国でアップルに打撃を与え、iPhoneの大半が生産されている国での生産停止を狙っている。この製品はアップルの売上高の約3分の2を占めている。同社広報担当のクリスティン・トリムブル氏によると、クアルコムは北京の知的財産裁判所に特許侵害を主張し、差止命令を求めて訴訟を起こした。

「アップルはクアルコムが発明した技術を無償で採用している」とトリムブル氏は語った。

クアルコムは、台湾公正取引委員会から独占禁止法違反で7億7,300万ドルという巨額の罰金を科された後に、新たな訴訟を起こした。同社はまた、韓国公正取引委員会、FTC、欧州委員会からも調査を受けている。

1月、Appleは韓国の規制当局による調査に応じたため、Qualcommが10億ドルのリベートを差し控えたとして同社を提訴した。その後、最高裁判所が先月下した判決を受け、Appleは訴訟を拡大し、製造されるすべてのiPhoneからQualcommに利益分配を与えるライセンス契約は無効であると主張している。

クアルコムの中国における訴訟は、現行のiPhoneに搭載されているForce Touchなどのタッチスクリーン技術と電力管理技術を対象とする3件の非標準必須特許をめぐるものだ。これらの特許は「Appleがデバイスの改良と利益増大のために利用するクアルコムの数多くの技術のほんの一例に過ぎない」とトリムブル氏は主張している。

続きを読む

クアルコム、中国でのiPhoneの販売と製造禁止を求めて訴訟を起こす