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IBM は、顧客が Mac を企業のシステムやアプリケーションに迅速かつ容易に、安全に統合できるようにする新しいクラウドベースの IT サービスを発表しました。

IBM MobileFirstマネージド・モビリティ・サービスのこの新しいサービスは、大企業のITインフラにMacを組み込むことを支援するように設計されています。Macを導入したり、従業員による使用を許可したりするクライアントが増えるにつれ、Macの導入ニーズはますます高まっています。Macの出荷台数は業界平均を上回るペースで増加しており、過去10年間、Macは毎年PC業界を上回っています。

新サービスは、IBM社内のMac@IBMプログラムをベースにしており、世界中の従業員にMacを導入するために活用されています。同社は最近Appleとの提携により、このサービスを商用化することが可能になりました。Mac向けの統合サービスは、クラウド経由でSaaS（Software as a Service）ソリューションとして提供されるほか、お客様のデータセンター内でオンプレミスソリューションとしてもご利用いただけます。

「導入と使用の容易さは、あらゆるApple製品の基盤です。これらのデバイスが職場でより多く利用されるようになるにつれ、人々はプライベートでAppleのテクノロジーを享受しているのと同じ体験を期待するようになります」と、IBMグローバル・テクノロジー・サービスのインフラストラクチャー・サービス担当ゼネラル・マネージャー、リチャード・パターソン氏は述べています。「IBMの新しいエンタープライズ・サービスは、Macを使用するお客様に優れたユーザーエクスペリエンスを提供し、インストールから製品のライフサイクル全体にわたって世界クラスのサポートを提供します。」

これらの新しいサービスにより、お客様はMacを注文後、追加のセットアップ、イメージ作成、設定作業なしに従業員に直接配送してもらえるため、時間とコストを節約し、優れた従業員エクスペリエンスを実現できます。従業員は迅速かつ容易に、そして安全にネットワークにアクセスし、メールに接続し、ビジネスアプリケーションをダウンロードできるようになります。また、これらのサービスは、BYOD（Bring Your Own Device）環境で承認された個人所有のMacにも対応しています。

新サービスには、JAMF SoftwareのCasper Suiteが採用されています。Casper Suiteは、MacBook、MacBook Air、MacBook Pro、Mac Mini、iMac、Mac ProなどのMacの迅速なセットアップと導入を支援する、業界をリードするソフトウェアソリューションです。Casper SuiteとIBMのエンタープライズ統合およびサポートサービスを組み合わせることで、お客様はIBMと連携し、自社のITインフラストラクチャと従業員ベース全体にわたってMacを直接調達、統合、管理できます。これらのサービスは、企業内でMacとiOSデバイスの両方を導入するお客様もサポートします。

IBMの新しいサービスは、導入の簡素化に加え、OSとイメージの管理、ソフトウェアアプリケーションとアップデートの管理、エンタープライズアプリカタログ、セキュリティに関するコンプライアンスと構成の自動更新、ハードウェアとソフトウェアのインベントリとレポート機能などを提供し、企業がMacの継続的なサポートを容易に管理できるようにします。ユーザーは、パスワードリセット、チャット、専門家フォーラムなどの幅広いセルフヘルプリソースに加え、従来のヘルプデスクサービスも利用できます。

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