
Apple、テレビとホームオートメーション向けTouch IDリモコンの特許を取得
- Lamiyi
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Appleは、Touch IDを用いてテレビやホームオートメーション機能へのアクセスを認証するリモコンの操作に関する特許を出願しました。「遠隔ユーザー生体認証を用いた電子機器操作」と題されたこの特許は、2014年1月23日に出願され、本日公開されました。
同社は、電子機器にはアクセス制限機能が搭載されていることが多いと指摘しています。例えば、テレビでは特定のチャンネルを視聴するために、あるいは特定の時間帯以降または事前にテレビをオンにするために、ユーザーのパスコードが必要となる場合があります。また、サーモスタットでは、温度や設定を変更するために物理的な鍵が必要となる場合があります。さらに、ホームセキュリティシステムでは、システムの起動または解除にアクセスコードが必要となる場合があります。
アクセス コントローラは、Touch ID を使用して、候補ユーザー、承認済みユーザー、拒否されたユーザーを区別できます。
生体認証センサーは、候補ユーザが操作しようとする電子機器と通信する携帯型リモコンに内蔵されてもよい。例えば、テレビのリモコンに内蔵されてもよいし、他の例では、ホームオートメーションシステムで使用するためのコントロールパネルに内蔵されてもよい。さらに別の例では、センサーは、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、ヘルスモニター、または他の類似のデバイスなどの多機能携帯型電子機器に内蔵されてもよい。これらの実施形態および関連する実施形態のそれぞれにおいて、携帯型リモコンは、生体認証センサーから生体認証データを受信し、この生体認証データをテンプレート生体認証データと比較することで、候補ユーザを承認済みユーザとして肯定的に識別するか、あるいは、候補ユーザを拒否済みユーザとして識別することができる。テンプレート生体認証データは、トレーニングプロセス中に承認済みユーザから事前に記録または収集されてもよい。例えば、テンプレートデータは、承認済みユーザの事前に測定された指紋であってもよい。
Apple の特許が特に興味深いのは、同社がテレビや HomeKit 機能にアクセスするために Touch ID を利用できる新しい Apple TV を導入すると噂されているからです。
Appleの新しいメディアデバイスは、今年後半に発売される予定です。最新情報については、 Twitter、Facebook、またはRSSでiClarifiedをフォローしてください。
続きを読む [Patently Apple経由]

