Lamiyi

WSJによるS&P500企業トップの報酬と業績の年次ランキングによると、アップルのCEOティム・クック氏は昨年1480万ドルの報酬を得た。

クック氏は最高経営責任者（CEO）の平均報酬である1,340万ドルを上回ったものの、トップからは程遠い。最高額の報酬を得たCEOは、ペイコム・ソフトウェアの創業者チャド・リチソン氏で、2億ドル以上を稼いだ。5,000万ドルを超える報酬を得たCEOは7人で、2019年は2人、2018年は3人だった。

今年のトップ報酬者が率いる企業の多くは、通常、報酬が最高額に達するような企業ではない。ビデオゲームメーカーのアクティビジョン・ブリザードやバイオテクノロジー大手のリジェネロン・ファーマシューティカルズなど、パンデミックとそれに伴う経済混乱の恩恵を受けた企業もいくつかある。取締役会は引き続き、役員報酬を株主全体の利益と結び付けることを意図した報酬体系を重視しているため、CEO報酬パッケージのほとんどは制限付き株式またはストックオプションとなっている。その結果、株価が上昇するにつれて、報酬パッケージは公表されている金額を超えて膨れ上がる可能性がある。ゼネラル・エレクトリック（GE）のラリー・カルプCEOは2020年に、当初約5,700万ドルと評価されていた株式付与を受け取ったが、年末までに1億ドルにまで増加した。

このレポートでは、クック氏の2020年の報酬は前年比28%増の14,769,259ドルと推定されている。また、Appleの従業員の平均給与は57,783ドルと推定されている。

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