Lamiyi

Appleは、光学技術メーカーであるII-VIに対し、Advanced Manufacturing Fundから4億1,000万ドルを拠出しました。これは、Appleが2017年にII-VIに拠出した3億9,000万ドルに続くものです。

同社とII-VIとの長年にわたる関係の拡大により、テキサス州シャーマン、ニュージャージー州ウォーレン、ペンシルベニア州イーストン、イリノイ州シャンペーンで700人の雇用が創出され、生産能力が増強され、iPhone向けの将来の部品の供給が加速される。

II-VIは、Face ID、ミー文字、アニ文字、ポートレートモードのセルフィーを支える垂直共振器面発光レーザー（VCSEL）を製造しています。Appleはまた、LiDARスキャナに使用されるレーザーの製造でもII-VIと提携しています。LiDARスキャナは、より高速でリアルな拡張現実（AR）体験の実現や、写真や動画の低照度シーンにおけるオートフォーカス性能の向上に貢献する技術です。

Appleは2017年、同社の先進製造基金（Advanced Manufacturing Fund）の一環として、テキサス州シャーマンにあるII-VIとの協業を開始しました。この基金は、長らく閉鎖されていた70万平方フィート（約6万平方メートル）の建物をハイテク製造施設へと変貌させ、数百人の地元雇用を創出しました。Appleのエンジニアリングチームおよびオペレーションチームとの緊密な連携により、過去1年間で生産量を急速に増加させ、シャーマン工場からの出荷台数記録を達成しました。

「私たちは、次世代テクノロジーと未来の雇用を創出するアメリカ企業を支援するために、Apple Advanced Manufacturing Fundを設立しました」と、Appleの最高執行責任者（COO）であるジェフ・ウィリアムズは述べています。「II-VIは、イノベーションの限界を押し広げるという私たちのコミットメントを共有しており、この共同の取り組みを全米に広げていくことを誇りに思います。」

「AppleとII-VIのパートナーシップは、画期的な技術の新たな波を生み出す基盤を築くものであり、今後数十年にわたり世界に恩恵をもたらす幅広いアプリケーションを実現すると確信しています」と、II-VIのCEOであるヴィンセント・マテラ・ジュニア博士は述べています。「製造能力の拡大と全米規模での事業拡大を可能にしてくれたAppleのサポートに、深く感謝しています。」

続きを読む