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WSJの報道によると、ソニーのハワード・ストリンガー最高経営責任者は、同社が「従来とは異なる種類のテレビ」の開発に取り組んでいると語った。

ハワード・ストリンガー氏は、ウォール・ストリート・ジャーナル主催の朝食会で、テレビメーカーは市場シェア拡大への欲求に突き動かされ、熾烈な競争市場を生み出してきたと述べた。その結果、各社は他社との差別化を図り、プレミアム価格を実現できる新世代のテレビの開発に奔走している。

「これまでとは違うタイプのテレビに、膨大な研究開発費が投入されている」とストリンガーCEOは述べた。また、スティーブ・ジョブズがテレビの開発に取り組んでいたことは「疑いようがない」と付け加えた。

「私たち全員が求めているのはまさにそれです」とストリンガー氏は語った。「これまでのようなやり方でテレビを販売し続けることはできません。私たちが製造するテレビはすべて赤字です。」

ソニーはテレビ事業の衰退もあって、今年度は10億ドル以上の損失を計上すると予想している。

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