Lamiyi

Dropbox は、Dropbox デスクトップ エクスペリエンス、dropbox.com、モバイル アプリのアップデートを含む、同社史上最大のユーザー向け変更を発表しました。

このアップデートには、ファイル、断片化された作業ツール、チームを 1 つにまとめるように設計された単一のワークスペースを備えた新しいデスクトップ アプリへの早期アクセスが含まれています。

「仕事は分散化しており、ファイルは複数のデバイス、クラウド、そしてハードドライブに散在しています。私たちは互いに連携しない複数のアプリで作業しており、チームは対応に苦慮しています」と、Dropbox CEO のドリュー・ヒューストンは述べています。「私たちは、こうした作業から摩擦を取り除き、かつてない方法ですべてを統合することに注力しています。新しい Dropbox は、雑音を静め、仕事に集中できるようお手伝いします。」

本日発表された新機能をご紹介します。

コンテンツをひとつにまとめる
コンテンツ整理のお手伝いをしてきたDropboxの実績を基に、新しいDropboxではクラウドコンテンツと従来のファイルをひとつにまとめ、すべてをひとつの場所に保管できます。次のことが可能になります。

● Dropbox 内で、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドなどのクラウド コンテンツや Microsoft Office ファイルを作成、アクセス、共有できます。Microsoft Office ファイルを Office Online や Google ウェブエディタで開くこともできます。
● Dropbox のコンテンツと一緒に、任意のウェブサイトへのショートカットを作成して保存できます。ショートカットを使用すると、オンライン プロジェクト管理ツールや生産性向上ツールのコンテンツ（ニュース記事や Wiki ページなど）を、Dropbox の他の作業と一緒に簡単に保存できます。
● すべてのコンテンツを検索するのに、10 個もの検索ボックスではなく 1 つの検索ボックスを使用します。従来のファイル、クラウド コンテンツ、ショートカット、選択的同期機能でダウンロードしないように選択したファイルがすべて 1 か所に表示されます。
● Windows のファイル エクスプローラーや macOS の Finder で、Dropbox フォルダからすべての作業を整理できます。

ツールを統合
すべてのコンテンツを統合するのはほんの始まりに過ぎません。日々使用するアプリも、この新しいワークスペースに欠かせない要素となるよう努めています。Salesforce、Adobe、Autodeskといった企業のツールとの既存の連携に加え、新たに3つの連携機能を導入します。これらの連携機能はDropboxとシームレスに連携し、コンテンツを適切なコンテキストで活用できるようになります。

● Slack で共同作業。Dropbox と Slack の新しい統合により、コンテンツとコミュニケーションのギャップが解消され、共有コンテンツをシームレスに共同作業できるようになります。Dropbox から直接 Slack での会話を開始し、Slack チャンネルにコンテンツを共有できるようになります。
● Zoom を使ったビデオ会議。Zoom とカレンダーを Dropbox に接続することで、ビデオ会議に作業内容を持ち込むことができます。Dropbox から Zoom ミーティングへの参加や追加が可能になり、Zoom ミーティング中に Dropbox からファイルを共有できるようになります。
● Atlassian を使ったプロジェクト管理。Atlassian と共同で構築している強化された統合機能が近日中に提供開始され、チームはプロジェクトとコンテンツをより効果的に管理できるようになります。

みんなをひとつに。
コンテンツやツールだけではありません。仕事の核となるのは、それを実現する人々です。そこで、チームの連携を維持するための新機能も開発しました。共有フォルダを、チームが以下のことを行える充実したワークスペースへと進化させました。

● フォルダに説明を追加することで、チームが作業内容をより深く理解し、連携を強化できます。重要なコンテンツをワークスペースの上部にピン留めして目立たせたり、メンバーに@メンションしたり、ToDo を割り当てたりすることで、全員が次の作業を把握できます。
● 共有作業の最新の進捗状況を可視化できます。新しい Dropbox では、ファイルのアクティビティ（閲覧者情報や Slack や Zoom での Dropbox コンテンツに関するチームの共同作業など）を確認でき、新しいチーム アクティビティ フィードで状況を
常に把握できます。● デスクトップ、ウェブ、モバイルで、コンテンツの横にコメントを追加してフィードバックを共有できます。

新しいデスクトップアプリは、Dropboxの早期アクセスプログラムで試すことができます。その他の新機能は今後数週間でリリースされる予定です。

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