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時計メーカーのフォッシル・グループが、ウェアラブル・スタートアップ企業のミスフィットを2億6000万ドルで買収することに合意したと、ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。フォッシルは、早ければ来年にもミスフィットの技術を自社製品（従来の腕時計を含む）に組み込む計画だとしている。

「ブランドがなければ、この分野で正当性を保つのは難しい」と、ミスフィットのCEO兼共同創業者であるソニー・ヴー氏は述べた。ヴー氏は、両社が統合後、フォッシルのコネクテッドデバイス部門の社長兼最高技術責任者に就任する。

「重要なのは機能ではなく、機能とデザイン、そしてブランディングだと考えています」と、フォッシル・グループの最高戦略責任者兼デジタル責任者であるグレッグ・マッケルビー氏は述べた。「私たちは大きな成長機会を見出しており、当社のジュエリーや時計の多くはコネクテッドデバイスになる可能性があると考えています」

フォッシルは、ミスフィットの自社製品の製造を継続する計画だが、同社の技術を従来の腕時計のような外観の製品にも組み込む予定だ。フォッシルによるミスフィットの買収は、同ブランドを活性化させ、他のスマートウォッチやアクティビティトラッカーとの競争力を高める可能性がある。

私たちはこれまでにも、時計、活動量計、スマート電球など、Misfit の製品について書いてきました。

フォッシルによるミスフィットの買収、そしてタグ・ホイヤーが最近発表したコネクテッドウォッチは、時計業界がテクノロジーを取り入れ始めていることを明確に示している。