Lamiyi

iOS アプリケーションに位置情報へのアクセスを許可するということは、写真へのアクセスも許可することになる、と New York Times は指摘している。

一部のアプリがユーザーの知らないうちにアドレス帳の情報を取得していたという報道を受け、Appleのモバイルデバイス向けアプリケーションの開発者、そしてApple自身も今月、厳しい調査を受けました。実は、取得されるのはアドレス帳だけではありません。写真も脆弱なのです。iPhone、iPad、iPod Touch上のアプリケーションに位置情報へのアクセスを許可すると、そのアプリケーションは通知や警告なしにユーザーの写真ライブラリ全体をコピーできる可能性があると、アプリ開発者らは述べています。

「位置情報にアクセスできるアプリは、写真の位置情報に基づいてユーザーの行動履歴をまとめることができる可能性があります」と、iOSアプリ開発会社Curioの共同創業者であるDavid E. Chen氏は述べています。「位置情報の履歴だけでなく、写真や動画もサーバーにアップロードされる可能性があります。データがiOSデバイスから取り出されれば、Appleは事実上、その使用を監視したり制限したりすることができなくなります。」

Appleの言い分としては、位置情報へのアクセスを許可するよう求められた際に、アプリが写真や動画にアクセスできることが明確に示されています。さらに、位置情報を信頼できるアプリであれば、写真の共有も信頼できる可能性が高いでしょう。とはいえ、プライバシーの観点からは、これらの権限は個別に設定するのが望ましいでしょう。ただし、アプリ起動時にこれほど多くのポップアップが表示されるのは煩わしいでしょう。おそらく、要求された権限の一覧と、許可する権限を選択できる権限ポップアップが必要でしょう。

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