Lamiyi

コーニング社は、ウェアラブルデバイス向けに比類のない強度、傷防止性、光学的透明性を兼ね備えた画期的なガラス複合材、Gorilla Glass SR+を発表しました。

消費者は日々の激しい活動によってウェアラブルデバイスを酷使し、損傷のリスクにさらされています。こうしたデバイスのスクリーンが直面する課題を克服するため、コーニングの科学者たちは、ウェアラブルデバイスが遭遇する衝撃、打撃、擦り傷への耐性を高めながら、外出先での接続に必要な光学的な透明性とタッチ感度を維持する、新たなガラス複合材を開発しました。

ラボテストにおいて、Corning Gorilla Glass SR+は、他の高級カバー素材に匹敵する優れた耐傷性を示しました。また、衝撃に対する耐損傷性は他の素材と比較して最大70%向上し、表面反射率は25%向上しました。こうした光学性能の段階的な向上により、バッテリー駆動時間の延長と屋外での視認性向上が実現します。

「2015年初頭、コーニングはProject Phireを立ち上げました。その目標は、高級カバー素材に匹敵する耐傷性と、Gorilla Glassの優れた耐損傷性を兼ね備えたガラスベースのソリューションを開発することです」と、Corning Gorilla Glassのイノベーション製品担当ディレクター、スコット・フォレスター氏は述べています。「Corning Gorilla Glass SR+は、現在他のどの素材にも見られない優れた特性の組み合わせを実現しており、まさに別格の製品です。」

Corning Gorilla Glass SR+ は市販されており、今年後半には世界有数のブランドの製品モデルに採用される予定です。