AdobeがBrowserLabを無料プレビューで公開

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AdobeがBrowserLabを無料プレビューで公開

アドビ システムズは本日、Webデザイナーが様々なブラウザやOS上でサイトを迅速に表示・テストできる新しいホスト型サービス、Adobe BrowserLabの無料プレビュー版を発表しました。以前のコードネームはMeer Meerでした。Adobe BrowserLabは、Webプロフェッショナルにブラウザレンダリングの正確なスクリーンショットをリアルタイムで提供し、Webサイトやページのデザインやレイアウトの整合性を損なう可能性のある互換性の問題をデザイナーが正確に特定できるよう、複数の表示・診断ツールを備えています。

「クロスブラウザテストは、非常に骨の折れる、時間のかかる作業であるため、Webデザイナーにとって最大の課題の一つでした」と、アドビのクリエイティブソリューション事業部ディレクター、リー・ヒックマンは述べています。「Adobe BrowserLabの登場により、デザイナーはわずか数分で包括的なブラウザ互換性テストを実行できるシンプルなソリューションを手に入れることができ、Webデザイナーはより多くの時間をクリエイティブな作業に費やし、顧客が求めるインパクトのあるサイトを提供することが可能になります。」

IDCのコンテンツおよびデジタルメディアテクノロジーリサーチチームのバイスプレジデント兼プログラムリーダーであるメリッサ ウェブスター氏は、「多くのデザイン事務所から、すべてのブラウザに対応できるリソースが不足しており、デザインの標準化が非常に困難で、ブランドイメージに悪影響を与える可能性があるという声が上がっています。Adobe BrowserLabは、デザイナーの能力を高め、クライアントのコストを大幅に削減できるシンプルなソリューションです。」と述べています。

Adobe BrowserLabの主な機能として、最新のブラウザとオペレーティングシステムをすべてサポートしています。これにより、WebデザイナーはWebページが複数のブラウザや様々なプラットフォームでどのように表示されるかを確認できます。サポートされるブラウザの初期バージョンは、Windows® Internet Explorer® 6.xおよび7.x、Firefox® 2.xおよび3.x、Safari® 3.xです。この機能は、クラウドベースのアプリケーションでホストされる仮想化技術によって実現されており、サイトのテスト前にシステムにブラウザをインストールする必要がありません。Adobe BrowserLabでは、Adobe Flash Player 10®対応のあらゆるオペレーティングシステムで動作するインターフェイスを介して、デザイナーがブラウザを比較検討できます。そのため、MacとWindowsの両方に対応しています。

さらに、Adobe BrowserLabには、Webデザイナーが潜在的な問題を容易に特定できるよう、複数の表示・診断ツールが搭載されています。例えば、異なるブラウザーで作成した2つのスクリーンショットを並べて表示したり、「オニオンスキンモード」を使用して、不透明度を調整しながらスクリーンショットを重ね合わせたりできます。また、バグを絞り込むのに役立つズーム機能も備えています。特定のプラットフォームで作業するデザイナー向けに、テストの設定はブラウザセットでカスタマイズ・保存できます。

Adobe BrowserLabはあらゆるWebデザイナーが利用できるだけでなく、Adobe® Dreamweaver® CS4ユーザーには、ダイナミックウィジェット、ロールオーバー効果、AJAX駆動型コンテンツなど、Flashテクノロジーベースのインタラクティブなサイト要素もテストできる拡張機能も提供しています。Dreamweaver CS4との直接統合によりワークフローが効率化され、デザイナーはファイアウォールや機密性の高いクライアントプロジェクトの公開を気にすることなく、ローカルとリモートの両方のWebコンテンツをプレビューできます。

価格と提供状況
Adob​​e BrowserLabは現在、英語版のみの無料プレビュー版として先着順でご利用いただけます。段階的なリリースとなります。国際版、およびBrowserLabでプレビュー可能な対応ブラウザーとオペレーティングシステムのリストは、お客様からのフィードバックとご要望に基づき、今後拡大していく予定です。


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